2010年11月29日月曜日

J-COOKに行ってきました。

松本博文さん(中継記者の青葉さん)が以前に書かれていたブログによく登場していたJ-COOK

ずっと気になっていたのですが、場所がわからず未踏の地となっていました。

お店のあっちゃんが2か月前にtwitterデビューされて、場所や様子もなんとなくわかった!
よし、これは行かねばなるまいよ。

ギターコンサートと観戦記コピー@都立中央図書館を済ませたらもう夕方。あたりが暗くなってしまって、広尾~外苑前の2キロ、初めての道を歩くのはキツイとタクシーで行きました。
「ワタリウム美術館まで」と運転手さんに言ったら、なんと美術館好きな運転手さんで、ゴッホ展の話を聞いている間に到着~。

詳しい場所をチェックしてこなかったので、iPhoneで調べると徒歩2分。でも表通りからちょっと入ったところで、この隠れ家的立地が早くもツボ直撃。

入ると女性が出迎えてくれました。カウンターには男性。松本さんから聞いた「棋界情報に詳しいあっちゃん」ってどっちだろう?

「ま、その話は落ち着いてからだ」と食べるものとデザートを注文したら、「ここは初めてですか?」と。
「はい。twitterで…」と言いかけたら「しいのみさん!昨日からお待ちしてました」

ああ、これは嬉しいですね~

コンデジもかばんに入れてきたのですが、カメラよりも自分の目に焼き付けたい気分になって、取りあえずキョロキョロしながら水を飲む。
あっちゃんは、カウンター前に座っている常連さんらしい方と私の間を行ったり来たりしながら、お相手してくれました。

お店を訪れる中継記者さんやたくさんの若手棋士、女流棋士のお話。
やっぱり将棋界のひとたちって面白いな、とっても個性的というか人間臭いというか。(人間なんだから当たり前?)
で、仲が良くても、それぞれどこかに孤独を抱えているんだろうな、そこにまた惹かれる。

そう言えば、福永武彦が「恋愛は魂の孤独である。だから片思いが最高。成就すると孤独が満たされてしまうから」っていうようなことを書いてたっけ。(飛躍しすぎ)

途中でカレーが来たので美味しくいただいて、デザートにポット・ド・クレーム。
アイスコーヒーのカップがまた素敵。

最近「仲間とわいわいよりも、一人で出かけてお店の人とトーク」がマイブームになってしまって、誰もお誘いせずに行ったのですが、どちらの楽しみ方も出来そうな、とっても和む空間でした。

あっちゃんに「次は誰か連れてきます」と宣言しましたので、行きたい方いらっしゃいましたらご案内します!

2010年11月23日火曜日

JT杯東京大会

JT杯東京大会決勝対羽生名人戦。応援に行ってまいりました。
慣例に従いまして写真をだららららと載せておきます。


子ども大会の準決勝。ギャラリーでいっぱい。


山崎先生の対局前インタビュー。




















封じ手用紙に記入する山崎先生。



超急戦の面白い将棋でしたが、80手までで山崎七段投了となりました。



久々にお会いした(最後は3年前のながの将棋まつりだった)雅さんに五段時代の直筆扇子を見せていただきました。
おまけに載せておきます☆

2010年10月2日土曜日

JT杯東海大会

JT杯東海大会対郷田九段戦、現地に応援に行ってまいりました。





















134手にて山崎七段の勝利。
決勝は11月23日(祝・火)。場所は東京体育館(千駄ヶ谷)です。

2010年9月27日月曜日

P子の将棋デビュー

しいのみ家にはこどもが二人いる。

はまるほどではないけれど、修学旅行やキャンプには盤駒を持って行く、ライトな将棋ファンのP介。

保育園のころ将棋教室に連れて行ったけれど、どうしてもなじめなかった将棋嫌いのP子。
「将棋はこわい」と言い、王様を取られそうになると、もう泣きそう~。

小学校5年になったP子、今年は「室内ゲームクラブ」に入っている。
第1希望の「科学クラブ」も第2希望の「パソコンクラブ」もいっぱいで、てきとーに書いてしまった第3希望。
初回活動場所に行ったら、ナント女の子はP子だけだった・・・。がーん。
最初のうちは、「今日はクラブがある。やだなー」と言いながら登校していたが、最近は何も言わなくなった。

「自分の境遇に折り合いをつけたんだろう」と思っていたある日の夕食時。
「今日、クラブで将棋のトーナメント戦があった。2勝した」とポツリ。
すごい!すごい!とべた褒めする。

「あれ?でもPちゃん、駒の動かし方覚えてたっけ?」
「部長さんが教えてくれた」
「ほう。そうなの。部長さんが教えてくれたの。よかたねー。にひにひ」
「やめてよ! ママが言うとなんだか・・・いやらしい」

ごめんよ。ヘンタイなお母さんで。

何はともあれ、よかったよかった。
「なんならJT杯、いっしょに行こうか」といったら拒否されたけれど、取りあえず将棋アレルギーは解消されたらしい。
「今度どうぶつしょうぎ持って行きなよ」と言ったら、こくんと頷いた。

めでたし。

2010年9月19日日曜日

記録のページ

連盟や週刊将棋の記録ページは、対局日基準で更新されています。
すなわち未放送のテレビ棋戦の結果も反映されています。

正直これには ほ ん と 頭が痛い。
こっちが調べようと思っていなくても、例えば連勝記録が途切れただけでも、わかってしまうんですよね。

「連盟のページとたこやき本舗の数字が合わないんですが?」
「○月○日に収録があったようですね!」
という素朴な疑問や無邪気なさえずりが寄せられるたび、なんとかしてもらえないものかなあと思います。

NHK杯優勝した年は、ずいぶん前から決勝の結果が分かってしまっていました。
そのときは「安心して見られるからいいや」と思っていたのですが、今日の村山五段VS糸谷五段の将棋を観て、
「やっぱり結果を知らないで見た方が絶対楽しい!」

そう、思いました。

棋士の方とお話しをしているときにポロっと口を滑らされて…というのはご愛嬌と思っているのですが、「事実上ネタばれシステム」は、いや~ん。

関係者の方のご検討、ご英断を切に望みます。

2010年9月18日土曜日

広瀬先生に拍手。

昨年9月24日、ゲストブックにこんなことを書きました。

「実は広瀬五段のブログ愛読してます。あっさりしていて奇を衒わない文章がいいなあと。
まだ公式戦での対局がないのですが、山崎VS広瀬はとても観たいカードですね。」(*)

勝ち負けにとらわれすぎず、淡々と一局を振り返る文章。
当時はコメント返しもされていたのですが、簡潔で、でもそっけなくならないところに感心していました。

余計なことを書かない。考えない。
ついでに言っちゃうと、余計なことも覚えない。
指導対局受けて、その1ヶ月後にまたイベントでお会いしたのですが、全く覚えていらっしゃらなかった。
「こういう人は強いな」と思いました。

なのでタイトル初挑戦でみごと王位を奪取されて、「先を越された」とか「悔しい」とか思う気持ち、私は全然持っていません。
むしろ「あたしゃ先見の明があったねェ」を自分で自分を褒めてます。

広瀬先生に拍手。
遅ればせながら、ヒソカに素直にお祝い申し上げます。

*…その後、銀河戦で初めて手合いがつきました。熱戦の末、山崎先生の勝利。よしよし。

2010年8月29日日曜日

JT杯静岡大会

JT杯静岡大会対谷川九段戦、現地に行ってまいりました。





























大熱戦の末、山崎七段の勝利。
次は10月2日(土)東海大会(愛知)、お相手は郷田九段です。

2010年8月11日水曜日

あれだけ夢中に

昨年の近鉄将棋まつりでのこと。

シャンプーハットのてつじさん、岩根さんに負けはしたものの、力強い攻めで客席を唸らせました。
当日は、プログラムが始まる前にも間にも!山崎先生に「教えてください」と稽古を積まれたとのこと、「ああ、この熱意が強くなる秘密であり、私に欠けている部分だな~あ」と思いました。
将棋教室に出かけたのに、ついつい隣りの女性とおしゃべりしてしまうようでは、道のりは遠いですね。

終了後山崎先生に「てつじさん、つっよいですねー」と言うと「いやほんと。ふつうに強いですよ」とおっしゃったあと

「でもあれだけ夢中になってくれると嬉しいですよね…」とポツリ。

この一言が、「勝負ごと嫌い」の私が「あんまり指したいと思わないんだけど、指さない将棋ファンにはなりきれない」理由なのかもしれません。

あー、それにしても自分の頭、本当にゲームに向いてない。
オセロも激弱ということが判明した。「易しいモード」でもなかなか勝てないって…

2010年7月30日金曜日

思い切って踏み出せば

ある方から「たこやき本舗を運営する中で、もっとも気を付けている点、また、大変な点は、何ですか? 」というご質問をいただきました。

気をつけている…というか、心がけているのは「シェアリング」。

これは管理人になる前の一来訪者だったときから、いや初めて書き込みをしたときから変わっていませんね。
山崎先生に対する思いや情報を共有しましょう、ということを常に念頭に置いています。

前管理人さん時代、掲示板を覗いてその一方通行ぶりにびっくりしました。
勇気を振り絞って初めて書き込みをしたのに、無反応。
なんて冷たい奴らなんだ! せっかくこういう場があるのに、もったいない!MOTTAINAI!と思ったのが始まりでした。
恥を顧みずあの手この手を使い、それに反応してくれる人がだんだん出てきて…我ながらよくやったよ、と今でも思っています。

ただちょっとやりすぎなところもあって、山崎先生に「掲示板、恥ずかしくてあまり見られない…」と言われてしまいました。

確かにノリが妄想チックで若すぎた。

以降、山崎先生に見ていただけるラインを探りながらやっています。
最近は勝っていることもあって、結構覗いてくださってるみたいですよ☆

大変な点は…う~~~ん、偉そうで言いにくいのですが、「管理人に近づけばオイシイ思いができるかも」というヨコシマな野望を持っている方々にどう対応するか、ですね。
ネット上ではいい人なのに、会ってみたら無礼だったりちゃっかりだったりして、「えー?」と思ったことが少なからずありました。

ま、いろいろあるけど、管理人の苦労をわかってサポートしてくださるたこやきメートと山崎先生のお陰で私も頑張れます。なんだかんだ言ってサイト運営は楽しいですよ。

棋士応援サイトを作ろうかどうしようかと迷っている方には、一歩踏み出してみることをお勧めします☆

2010年6月28日月曜日

まや山さん

まや山さん・・・2007年によく書き込みをしてくださっていた、クラシックファンの方でした。
突然アクセスがなくなってしまったので、気にしていたのですが、本日思いがけず奥様からご連絡をいただきました。

最後の書き込みから1週間後の2008年1月8日に突然亡くなられたこと。

亡くなって2年半経ち、ようやくご主人のパソコンを開けたこと。

「お気に入り」に入っていたページを読んでいて「まや山」がご主人であることを確信されたとのこと。

夢中で「まや山」の書き込みを追っているうちに、心配している私の投稿を目にされ、「山崎ファンという事で結ばれている方からの「ご心配」ありがたく、またかなしく・・・.」ご連絡をくださるに至ったとのことでした。

まや山さんが書き込みをしてくださっていた頃は、山崎先生の成績がいま一つ振るわない頃でした。
昨年やっと悲願のタイトル挑戦がかなって、最近も好調で…いっしょに掲示板で喜びをわかちあいたかったなァ~~~(号泣

でも、きっとまや山さんも天国から応援していてくれてるんだろうなと思っています。

まや山さんのご冥福をお祈りしつつ、まや山さん初書き込みのころの掲示板、貼っておきます。

2010年5月19日水曜日

聖武天皇ならば

「大きな力や富で大仏を造ってはいけないよ」

そう聖武天皇は言ったそうです。

小さな力を限りなく集めて大仏を造る。
大仏は二度焼かれたけれど、そのたびに同じ考え方で再造されました。

…というようなことを、奈良国立博物館の西山さんという方が書いていらっしゃった。
(雑誌『一個人』の『永久保存版 仏像入門』)

これだ!これだよ!と思いました。

将棋会館建て替えに関する現在の計画について、素人ファンは知る由もありませんが、おおた葉一郎さんのエッセイは面白くて、心のお気に入りに保存してあります。

でも! もし大仏建立と同じ考え方で将棋会館が建て替えられるのであれば、その聖武天皇流を積極的に支持したいと思いました。

うん、屋根瓦5枚分くらいは寄進してもいいかな…

2010年5月16日日曜日

将棋酒場 一歩

昨日は、森一門祝賀会でお知り合いになった社団戦一歩チームの幹事・K野さんのお見舞いに行き、そのまま「将棋酒場 一歩」に足を伸ばしました。

橋本七段のShogi Barが昨年12月の開店以来注目を集めていますが、忘れちゃいけないのが開店22年目を迎える「将棋酒場 一歩」。
http://www009.upp.so-net.ne.jp/ichifu/

新宿ゴールデン街。10人入れば満席の店内。店内に貼られた詰将棋やスナップ写真。昭和の香り…。
気さくな純子ママの気配りで、カウンターの端から端まで会話がつながる一体感。

見かけによらず?場末好きなので、初めて行った時から「ああ~なんか落ち着きますねええ~」

手術した足以外はいつもと変わらないK野さんに一安心。
一歩では、将棋に関するよもやま話であっという間に時間が過ぎました。

ご一緒してくださった、たいがーさん、かたかごさんに感謝。
楽しいお酒でした~

2010年5月11日火曜日

たこやき流

たこやきノートを読みながら、この誰にも真似のできない不思議な魅力は何だろう?と考えます。

読む人につっこむ余地を残してくれているところでしょうか。

ノートno.12の「幸い、そんなこともあろうかと??日頃から服やタオル、そして本をあちらこちらに置いていたので…」

それは散らかしてるんだろ!と心の中で叫んでしまった人がたくさんいそうです。

しいのみ流だと(散らかしてるとも言う)とわざわざ書いてしまうのですが、こんなふうに読者にツッコミどころをとっておいてあるのが、たこやき流の素敵なところだと思いました。

そして「片付けにいきたい」と真剣に思ったファンもいることでしょうが、「煽らないでくださいね(笑)」とのことなので、その点ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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BloggerはRSSリーダーに反映されるのに時間がかかるようです。
twitterでブログ更新情報を出したいと思いますので、よろしければご利用ください。

2010年5月5日水曜日

ひとこと祝辞

森一門祝賀会では花束贈呈チームの元締め?をさせていただきました。
家族旅行で前々日から家を出てしまったので、メールの連絡が不十分になり、当日若干バタバタしてしまいました。関係の方には申し訳なかったです。

私は贈呈直後のひとこと祝辞担当。
一昨年も仰せつかったのですが無難な内容になってしまい、その反省を踏まえて用意したつもりでした。
が、当日も原稿変えたりして…^^; たしかこんな感じのことを言いました。

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山崎七段応援サイト管理人のしいのみこと○○と申します。よろしくお願いします。
今年もこうして一門の先生方のお祝いをさせていただけますこと、とても嬉しく思います。

山崎先生の応援サイト管理人として、山崎先生にひとことお祝い申しあげたいと思います。

昨年は久々の棋戦優勝に加えて、悲願だったタイトル挑戦ががかなった…ということでひとつステップアップされたと言っていいと思います。おめでとうございます。

昨年の王座戦第3局が終わった後、天童から帰る新幹線の中でサイトの掲示板を開いたら、熱いメッセージで埋め尽くされていて…それを見たとき「管理人やっててよかった」と思いました。
また、掲示板の他にもメールをいくつか頂戴しまして、今日はその中から観戦記者の小暮さん…小暮克洋さんからいただいたメールをご紹介したいと思います。

(プリントアウトした紙を広げて読み上げ)
> 王座戦の後遺症は相当と思いましたが、山崎さん、ゆらゆらと耐えていますね。
次のウェーブにうまく乗れば、今度こそ大化けするかもしれません。
しいのみさんを、早く大舞台でぐっと来させてあげなきゃ、彼も男じゃありませんね。

(紙をたたみ、山崎先生に向かって)
…ということで、私ではモチベーション上がらないと思いますが、よろしくお願いします。

これからの一年が森一門の先生方にとって輝かしいものになりますようお祈り申し上げて、お祝いの言葉に代えさせていただきます。

今日はおめでとうございます。
(ぺこり)

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「モチベーション上がらない」でクスリと会場から笑いが出るところは予定通り。
山崎先生が「いやいや」と言ってくださるとは思いませんでしたが、ここで「そうですね」とは言えませんものね。

緊張しましたが、お陰さまで良い記念になりました!

祝賀会の貴重な時間をくださった師匠、メール紹介について快諾してくださった小暮さん、そして会場で聞いてくださっていたみなさまに厚く厚く御礼申し上げます。

暴悪大笑面

毎年GWのお楽しみは森一門の祝賀会。
例年家族ほったらかしで出かけている罪滅ぼしに、今年は家族旅行も兼ねて前々日から琵琶湖へ行きました。

祝賀会当日午前は渡岸寺の十一面観音に会いに高月町へ。

一度見たら忘れられない背面の「暴悪大笑面(ぼうあくだいしょうそう)」。



「お前たちのことは全部お見通しなんだよ」というのがよくある解釈ですが、近くの資料館にあった小学生の研究発表では違っていました。




「自分がやりたいことをせいいっぱいやりなさい」

なんかいいな、と思いました。

2010年3月28日日曜日

久々の将棋教室

昨日は1カ月ぶりに将棋教室へ。
最近詰将棋すら解かなくなって、月に1,2回教室で指すだけになっている。
昨日も起床時は将棋モードじゃなくて、行くのやめよっかなーと思ったけど、行けるときに行っとかないと棋力の現状維持もおぼつかなくなると、電車に乗った。

教室があるのは、私の日常にはない(笑)ハイソな気分を味わえる街。ちょっとぶらぶらしてからお寺の教室へ。

ラッキーなことにゲスト棋士登場の日だった。

午後2時頃、T六段到着。
なんとお土産持参! 女性陣にはクッキー。その他サイン入りの著書や色紙…。
ご自身で教室やっていることもあるのでしょうが、この心遣いには感動した。応援します☆(食い物に弱過ぎ)

T先生の指導は高段者のオジサマ方中心で、私はN先生に2局、アマ強豪のT先生に1局教わった。

N先生には初めて教わったのだけれど、緩め方が絶妙で、さりげなく一手違いに持って行ってくれる。さすが元奨だなあと思った。
T先生はうっかり緩め過ぎてしまったらしく中盤大差になったが、私の終盤力不足であわや頓死☆大爆笑。

終わった後、T先生と楽しくおしゃべり。
「ここでと金引いて引いて…っていうのはなかなか指せないですよ」「あそこでこっちのと金払われるとは思わなかった」
そういう指し方は性分だからしょうがないやね。自分では、取った駒をため込むあたりが「主婦の将棋だよなあ」と思ってる。
「4枚落ちはすぐ卒業できると思いますよ」という有難い言葉と勉強法のヒントと元気!をもらった。
T先生、感謝☆

将棋は将棋界ウォッチングが主で、指すことにハマることは過去にもなかったし、これからもないような気がするけど、もうちょっとだけ時間を割こうと、駒の動かし方を覚えてから何度目かの決意をして、教室を後にした。

2010年3月12日金曜日

はなはなハッピー


昨日から花粉症全開である。

朝の打ち合わせの時、職員室ド真ん中の席でくしゃみ連発。

家に帰っても鼻がぐずぐず。目がかゆい。

夫が「これ使ってみる?」とノーズマスク「はなはなハッピー」をくれた。
Mサイズだが、どうやら鼻の穴が小さいらしくなかなかフィットしない。そう言えば耳の穴も小さいらしくて、イヤホンをはめる時も苦労している。

むりやり押しこむと、おお!鼻水がぴたりと止まるではないか。意外と息も通る。素晴らしい。

「これは山崎先生に勧めてあげなくちゃ」と鏡を見たら、なかなか間抜けな顔になっていた。

「対局の時に使えば相手は戦意喪失かも」と思ったけど(どういう盤外戦術だよ)、終盤に差し掛かる頃にはこんなのも気にならなくなるんだろうな~あ。

2010年3月9日火曜日

愛はまごころ

夜寝る前にムスメのベッドにもぐりこみ、おしゃべりをする。一日の中で一番幸せを感じるひとときである。
まだ二分の一成人式を迎えたばかりなのに、結構ドキッとすること言うから、お母さん勉強になります。

「愛はまごころ、恋はしたごころなんだってー」
「えっ!? それ、誰に聞いたの?」
「O先生。O先生はO先生の先生に聞いたんだって」
「ふーん。学校って面白いこと教えてくれるね。やっぱO先生はいい先生だよ。で、どうして?」
「漢字の愛っていう字は、真中に心があるからまごころ。恋は心が下にあるから下ごころなんだって」

…なるほど。

たこやき本舗も愛で出来ています。(たぶん)

棋士への愛と、ファンへの愛と、ファン同士の愛。

ねっ。

2010年3月6日土曜日

棋王戦観戦記

(改稿しました)

昨日4カ月ぶりに中央図書館で新聞観戦記のコピーをして来た。
書庫内請求もしたので、8局分取り終えるのに1時間半かかってしまった。毎月の新聞観戦記事を集めた「将棋観戦記ダイジェスト」があればいいのに~と思うけれど、こういう手間暇をかけることも楽しみのひとつではあります。

今回の収穫は京都新聞掲載の後藤元気さんの棋王戦観戦記。

準々決勝対橋本七段戦は、今まで読んだ観戦記(そんなに読んでないけど)の中で5本の指に入る面白さだった。
山崎-橋本という話題性たっぷりなカードだったことも大きいと思う。思わぬ好転に中座する際、ふすまのへりをパンと叩くハッシー、盤をはさんでの「イヤ分らん」「うん、分らんな」というやりとり…まるで子ども大会のような両者の応酬が目に浮かぶようで、読みながらニヒニヒしてしまった。

挑戦者決定戦(対佐藤九段戦)では「観戦記を読まれる方にわかりやすい局面にしようと思って」という山崎先生の言葉が拾われていて、じんわり嬉しい。
負けを自分の中で認めた時の「山崎はあらためて自分と向き合ったのだろう。背筋が凍りつきそうなほど冷やかな目つきだった」という箇所には痺れた。
席上対局中の山崎先生と目が合ったとき、いつもとは全く違う、心がえぐられるような怖ろしい目をしていたのを思いだした。

ついでに将棋世界4月号にも手を伸ばす。103ページ掲載の糸谷五段写真は噂通りインパクト満点。素晴らしい。

2010年2月25日木曜日

関西弁変換

「こんなのつけてどうするの」と自分にツッコミつつ、関西弁変換機能をつけてみました。

コメント欄は変換されないみたいです。

2010年2月24日水曜日

いただきものですが



なかなかレアではないかと・・・

再びSHOGI-BAR

今年のバレンタインデーは、観戦記者小暮さんのお誘いで、ひーちゃんさんと下北沢の宴にお邪魔。
M九段、A七段、N五段、観戦記者スカ太郎さん…うわわわわーなスペシャルゲストを目の前に、夢のように時は過ぎて行った。

その余韻も覚めやらぬ6日後。

京都からお越しの西瓜さんをSHOGI-BARにご案内すべく、池袋で待ち合わせをする。

まずはベトナム食堂で夜ごはん。将棋の日in加古川では1階席と2階席に分かれて陣取っていたので、ちょこっとご挨拶したきりだった。久々にゆっくりおしゃべり。

ついつい料理をあれこれ頼んでしまい、食べ過ぎたお腹でゆるゆるとSHOGI-BARへ移動。ビミョーに道に迷いながら到着。2回目なのに、看板を目にしたとたん「わー!」とハイになる。

ドアを開けると、そこにはハッシー。
対局もたくさん入っていて、2足のわらじはたいへんだろうなあ~と思う。
「人手不足でスタッフ募集中。面接もしてるんですよ」とのことでした。

西瓜さんとまったり「将棋とバーがマッチしてる風景」を楽しんでいると、小暮さん到着。
続いてO九段、S八段ご夫妻、T六段、囲碁のM六段が…。

先週に引き続き、うわわわわー本物だー状態。お店は満員御礼。こころなしか店内の温度が上がったような気がする。
S八段、T六段のトークに笑い転げているうちに閉店時間になった。

小暮さんのご案内で別のお店に移動。
ハッシーによるH七段、A九段の物真似が絶品だった。

2週連続の楽しい宴に誘ってくださった小暮さんに感謝感謝。
たくさんご馳走になりました☆

2010年1月31日日曜日

罪と罰

あー今日も辛口です。すみません。

@@@

竜王戦対島九段戦データ更新のため、届いたばかりの週刊将棋2月3日号をめくる。
不戦敗になった郷田九段の処分内容が掲載されている。
そのうちのひとつ。

「ファンへの奉仕活動一日」

またか…と思う。
『将棋世界』連載中の「東西対抗フレッシュ勝ち抜き戦」も、負けチームへの罰ゲームが「色紙揮毫」「無料寄稿」である。

こういう感覚、将棋界では常識なのかなあ。
だとしたらばそれはしいのみ的には非常識だよ!
「処分や罰としてファンサービス」ってどうなんですか?

…今回の処分、せめて「スポンサーへの奉仕活動」と書いてくれれば、最終的にやることが同じになっても受け取る側としては全然違うのに…。

将棋界にカリカリしてしまうことが最近多い。
カルシウムが足りないのかな。小松菜でも茹でてこよう。

2010年1月29日金曜日

プライド

職場に将棋好きのお子さんを持つ同僚がいる。

先日、顔を合わすなり「六段届いたよ~!」

週刊将棋の認定問題で二段をクリアしたので免状申請したら、キャンペーン中とかでさらに上の段が取れる認定問題が付いてきた。
解いて送ったところ、なんと六段!
孫可愛さにおばあちゃんがポンと三十万出したとな。
ちなみにお子さんはペーパー二段で、実際は子供大会に出てもなかなか勝てない…らしい。

うーん、これは安売りじゃ…。安くないけど。
今に始まったことじゃないんだろうけど。

目先の利に走っているようにしか見えないやり方がなんともやるせない。
そしてこういう姿勢に幻滅してしまうファンも少なからずいるはずだと思う。
長い目で見れば、乱発して儲けを得ることは、決して賢い方法ではない。

…と辛いことを書いてしまったところで、元気の出る記事を見つけたので紹介します。

金春流シテ方・山井綱雄さんの「能楽師・山井綱雄の~日々去来の花~」の今日のエントリ「JAL

「自分の所属している組織がどうなろうとも、現場の人間は「プライド」を持ってやるしかないんです!!」

勇気の湧く言葉だ。

…私も日々あれこれ頑張ります…

2010年1月27日水曜日

ファンがファンを

そんなわけで、仕事で使うパワーポイント資料をセコセコ打つ合間に、こちらで現実逃避現実逃避…。

@@@

最近将棋よりもはまっているかもしれない趣味が「仕舞のお稽古」。
「ありがとうございました」と手をついてご挨拶した後、足袋を履きかえながら先生と雑談する時間。お稽古と同じくらい私は楽しみにしている。

先週は「歌舞伎もチケットが売れないらしい。客席は埋まっていても実際は招待券の人がとても多い」という話から、能楽ファンの話になった。

「能ほど、見る人の力を必要とする劇はありません。初心者の段階から総てを理解する人なんて皆無です」

「能楽師はお能を観てもらうと同時にお客さんを育てていかないといけないんです。今度の○○会の解説は私がやりますけど…でも古くからのファンの中には『そんな解説して観るのは能じゃない』っていう人もいる。お客様がなかなか育たないんですよ。だからね、一番良いのはしいのみさんみたいな人が『能って面白いんだよ』って友達連れてきてくれることなんです」

聞きながらふっと将棋にも通じるなあ、と思った。

将棋も観る人の力を必要とするゲームだと思う。棋力があれば、その分深く理解できる。
でも、それが足りなくても、スポーツ観戦に匹敵するほどのワクワクドキドキを味わえる。丁寧な解説があれば。(←これ結構大事。指さない将棋ファンを大切にしないと将棋界は先細りと予言します)

そしてファン同士で将棋の話をするってすご~く楽しいんですよね。

正直「たこやき本舗」も「応援だけなら『たこやきノート』のコメント欄で充分じゃん」と思うのですが、副管理人をお願いしてまでもゲストブックの運用を続けていきたいと思ったのは「交流も大事。ファンがファンを連れてくる!」という考えがあってのことでした。

そんなわけで、引き続き気持ちよく交流できる雰囲気で。よろしくお願いします~。

2010年1月17日日曜日

副管理人制導入

ちょっとしたきっかけがあって、ひーちゃんさんにゲストブックの共同管理をお願いする運びになりました。

サイトの管理人を引き受けてから3年。

「あんなこといいな出来たらいいな」を追究していくのは楽しいし、来てくださるみなさんのお陰で「自分の理想」にかなり近いものが出来ているのですが、この先ひとりで背負い続けていくのはしんどいなあとずっと思っていました。

「羽生無双流」ではゲストブック管理は茶々丸さん、データ部分の更新はたいがーさんという分担をされているそうです。

「たこやき本舗」では、データを始めとするHPの各コンテンツとたこやきノートの更新はこれまで通り随時私が行います。
ひーちゃんさんには私が忙しい時のゲストブックのリード役(具体的には対局前のアナウンス)をお願いしています。レスにつきましては、ひーちゃんさんのご無理のない範囲で適当に。

情報提供に関してはこれまでどおり、気がついた方の積極的な書き込みをお待ちしています。
観戦記情報につきましては、「棋戦名」「対局相手」「新聞掲載が何日からか」「観戦記者名」を明示してくださると助かります。

これからの年度末~年度初めにかけて昼間の仕事が忙しくなりますので、4月下旬くらいまではひーちゃんさんがリード役となります。

しばらくは来訪者の気分でふらりと書き込みをしますので、みなさんどうぞよろしくお願いいたします。