2012年2月22日水曜日

自分の決めたこと

昨晩「たこやきノートno.33」をアップしました。

たこやきノートの原稿は、先生のケータイから私のケータイに送られてきます。
私はそれを自分のパソコンアドレスに送って、確認したのちアップする・・・という手順です。

原稿を一読した段階で、先生に御礼と感想を送ります。
今回は「皆様もまたお会いした時に今年決めてることありましたら教えてくだされば幸いです。」とありましたので、自分の決めたことを語ってしまいました。

昨年から始めたお能の笛にハマっていること。
お稽古を始めたばかりのころ、師匠に「女の人は次から次に新しいことに手を出して、中途半端になる」と言われたこと。そしてその通りだと思ったこと。
能笛に関しては、一生続けていこうと決めました。
とりあえずは来月のお稽古会で、自分の納得できる笛を吹きたいです。

そんなことを書きました。

「自分の納得できる素敵な音色を目指しているのですね。
自分でも、自分の納得できる将棋を指すことが一番大変だと思っています。
自分の好きな音を出すことが出来るようお祈り申し上げます」

折り返し励ましの言葉が返ってきました。

「決めたこと」が将棋関係ではなくて、心のどこかで気後れしてしまっているのですが、先生の言葉はいつも優しいです。

こんな暖かい先生のサイト管理人をさせてもらって、幸せだにゃー。

2011年1月29日土曜日

J-COOK・アカシヤ書店・一歩

とちぎ将棋まつりの前日、たこやきメート4人で東京散歩をしました。

京都から西瓜さん、名古屋からひーちゃんさん、東京の橙さん、横浜の私…と住んでいるところはバラバラなのに、しょっちゅう会っているような気がします。

J-COOKの場所がちょっとわかりにくいので、近くのワタリウム美術館で待ち合わせ。ここのミュージアムショップは充実してます。地下には美術書もたくさん。現代美術好きの方にはコタエラレナイ場所だと思います。
じっくり見て、お買い物して、徒歩2分のJ-COOKにGOGO!

お店の前に立つまでは「ホントにここの路地で良かったっけ?」とちょっと不安に…でも路頭に迷うことなくご案内出来て、ほっとしながらドアを開けました。

お会いするのは2回目なのに、なんだか懐かしい気がするあっちゃんにご挨拶。

カウンター手前の明るいスペースにしようか、奥のちょっと照明を落としたまったりスペースにしようかとみんなに聞くと、迷わず奥のスペースに決定。

その日のランチは、「カワハギのピカタ」と「ハンバーグ」の2種類。迷ったあげく、4人ともピカタに。
優しい味で美味しくいただきました。

ちなみにあっちゃんがtwitterでレシピを惜しげもなく公開されているのですが、そちらにカワハギのフリッターの作り方が先日出ました。
「用意する物。薄力粉,卵,おろしにんにく,スペシャルバジル,塩,白粒コショー。カワハギに塩、コショー,小麦粉をつける。衣を天ぷらの要領でつけて,フリッター。お皿に盛り,レモンを添える。」
カワハギが手に入ったら作ってみようっと。

続いてデザートに突入。J-COOK初体験のお三方はポット・ド・クレーム。私はバレンシア。
バレンシアの作り方は「ラム酒ケーキにオレンジのリキュール、グランマニエを刷毛で滲ませる。バタークリーム(全卵に煮詰めたシロップをいれて撹拌、人肌になったらフレッシュ無塩バターを混ぜる)をサンド、周りもおおう。オレンジマーマレードを上に。バレンシアの香り。」だそうです。
コーヒーに合います。また食べたくなってきた…

ゆっくり食べて、キョロキョロしながら雰囲気を楽しんで、写真撮影。
また来ますね~とお店を出ました。

次は将棋連盟へ。
教室を外からちらっと覗いたらお知り合いがいたのですが、中に入るのははばかられてチェックするにとどめる(笑 
壁に貼られた掲示物をじっくり鑑賞。
売店をうろうろしていたら、入って来られた某七段先生と目があって、ドキッ。
なんとなく会釈をしてみた。

外に出て、鳩森神社へ初詣。茅の輪が神殿前に置かれている。貼られたマニュアルを見ながら、人生2度目の茅の輪くぐり。ちなみに1度目は結婚式のときでした。白無垢に角隠し姿で…(笑
順番にお参り。願ったこと、たぶん4人とも重なっている。

能楽殿では小学4年くらいの男の子が仕舞のお稽古をしていました。流派も曲もわからなかったけど、修羅物。よくお稽古しているなあと感心。

富士塚にも登って、次はアカシヤ書店へ。
ここはもう宝の山。古い雑誌をめくって「わー」とか「きゃー」とか言っているうちに1時間以上もお店に長居してしまいました。

お店を出るとあたりは暗くなってきています。最終目的地は新宿ゴールデン街の一歩
とりあえず新宿に移動して、夜ごはん。お店の名前は記憶にございませんが、ひーちゃんさんが注文したエイヒレが美味しかったのは覚えている。

食べて飲んで、ゴールデン街を目指す。途中道を1本勘違いして、大幅に行きすぎた。
ようよう着いてお店のドアを開けると、森一門祝賀会でお知り合いになった吉田さんの笑顔。ほっとした。
「私以外の3人は、次の日とちぎ将棋まつりに行くのに、泊るところは別々~」なんて話をして吉田さんに不思議がられた。
でもたこやきメートって現地集合現地解散が基本なんだよね。ベタベタしすぎないところが、気持ちいいと思ってる。
ここにいるとついつい時間の経つのを忘れてしまい、気がついたら11時でした。

乗る電車は4人ともバラバラ。次は5月の祝賀会かな~と思いながら手を振りました。

盛りだくさんな楽しい一日でした!ご一緒出来たみなさまに感謝。

2010年11月29日月曜日

J-COOKに行ってきました。

松本博文さん(中継記者の青葉さん)が以前に書かれていたブログによく登場していたJ-COOK

ずっと気になっていたのですが、場所がわからず未踏の地となっていました。

お店のあっちゃんが2か月前にtwitterデビューされて、場所や様子もなんとなくわかった!
よし、これは行かねばなるまいよ。

ギターコンサートと観戦記コピー@都立中央図書館を済ませたらもう夕方。あたりが暗くなってしまって、広尾~外苑前の2キロ、初めての道を歩くのはキツイとタクシーで行きました。
「ワタリウム美術館まで」と運転手さんに言ったら、なんと美術館好きな運転手さんで、ゴッホ展の話を聞いている間に到着~。

詳しい場所をチェックしてこなかったので、iPhoneで調べると徒歩2分。でも表通りからちょっと入ったところで、この隠れ家的立地が早くもツボ直撃。

入ると女性が出迎えてくれました。カウンターには男性。松本さんから聞いた「棋界情報に詳しいあっちゃん」ってどっちだろう?

「ま、その話は落ち着いてからだ」と食べるものとデザートを注文したら、「ここは初めてですか?」と。
「はい。twitterで…」と言いかけたら「しいのみさん!昨日からお待ちしてました」

ああ、これは嬉しいですね~

コンデジもかばんに入れてきたのですが、カメラよりも自分の目に焼き付けたい気分になって、取りあえずキョロキョロしながら水を飲む。
あっちゃんは、カウンター前に座っている常連さんらしい方と私の間を行ったり来たりしながら、お相手してくれました。

お店を訪れる中継記者さんやたくさんの若手棋士、女流棋士のお話。
やっぱり将棋界のひとたちって面白いな、とっても個性的というか人間臭いというか。(人間なんだから当たり前?)
で、仲が良くても、それぞれどこかに孤独を抱えているんだろうな、そこにまた惹かれる。

そう言えば、福永武彦が「恋愛は魂の孤独である。だから片思いが最高。成就すると孤独が満たされてしまうから」っていうようなことを書いてたっけ。(飛躍しすぎ)

途中でカレーが来たので美味しくいただいて、デザートにポット・ド・クレーム。
アイスコーヒーのカップがまた素敵。

最近「仲間とわいわいよりも、一人で出かけてお店の人とトーク」がマイブームになってしまって、誰もお誘いせずに行ったのですが、どちらの楽しみ方も出来そうな、とっても和む空間でした。

あっちゃんに「次は誰か連れてきます」と宣言しましたので、行きたい方いらっしゃいましたらご案内します!

2010年11月23日火曜日

JT杯東京大会

JT杯東京大会決勝対羽生名人戦。応援に行ってまいりました。
慣例に従いまして写真をだららららと載せておきます。


子ども大会の準決勝。ギャラリーでいっぱい。


山崎先生の対局前インタビュー。




















封じ手用紙に記入する山崎先生。



超急戦の面白い将棋でしたが、80手までで山崎七段投了となりました。



久々にお会いした(最後は3年前のながの将棋まつりだった)雅さんに五段時代の直筆扇子を見せていただきました。
おまけに載せておきます☆

2010年10月2日土曜日

JT杯東海大会

JT杯東海大会対郷田九段戦、現地に応援に行ってまいりました。





















134手にて山崎七段の勝利。
決勝は11月23日(祝・火)。場所は東京体育館(千駄ヶ谷)です。

2010年9月27日月曜日

P子の将棋デビュー

しいのみ家にはこどもが二人いる。

はまるほどではないけれど、修学旅行やキャンプには盤駒を持って行く、ライトな将棋ファンのP介。

保育園のころ将棋教室に連れて行ったけれど、どうしてもなじめなかった将棋嫌いのP子。
「将棋はこわい」と言い、王様を取られそうになると、もう泣きそう~。

小学校5年になったP子、今年は「室内ゲームクラブ」に入っている。
第1希望の「科学クラブ」も第2希望の「パソコンクラブ」もいっぱいで、てきとーに書いてしまった第3希望。
初回活動場所に行ったら、ナント女の子はP子だけだった・・・。がーん。
最初のうちは、「今日はクラブがある。やだなー」と言いながら登校していたが、最近は何も言わなくなった。

「自分の境遇に折り合いをつけたんだろう」と思っていたある日の夕食時。
「今日、クラブで将棋のトーナメント戦があった。2勝した」とポツリ。
すごい!すごい!とべた褒めする。

「あれ?でもPちゃん、駒の動かし方覚えてたっけ?」
「部長さんが教えてくれた」
「ほう。そうなの。部長さんが教えてくれたの。よかたねー。にひにひ」
「やめてよ! ママが言うとなんだか・・・いやらしい」

ごめんよ。ヘンタイなお母さんで。

何はともあれ、よかったよかった。
「なんならJT杯、いっしょに行こうか」といったら拒否されたけれど、取りあえず将棋アレルギーは解消されたらしい。
「今度どうぶつしょうぎ持って行きなよ」と言ったら、こくんと頷いた。

めでたし。

2010年9月19日日曜日

記録のページ

連盟や週刊将棋の記録ページは、対局日基準で更新されています。
すなわち未放送のテレビ棋戦の結果も反映されています。

正直これには ほ ん と 頭が痛い。
こっちが調べようと思っていなくても、例えば連勝記録が途切れただけでも、わかってしまうんですよね。

「連盟のページとたこやき本舗の数字が合わないんですが?」
「○月○日に収録があったようですね!」
という素朴な疑問や無邪気なさえずりが寄せられるたび、なんとかしてもらえないものかなあと思います。

NHK杯優勝した年は、ずいぶん前から決勝の結果が分かってしまっていました。
そのときは「安心して見られるからいいや」と思っていたのですが、今日の村山五段VS糸谷五段の将棋を観て、
「やっぱり結果を知らないで見た方が絶対楽しい!」

そう、思いました。

棋士の方とお話しをしているときにポロっと口を滑らされて…というのはご愛嬌と思っているのですが、「事実上ネタばれシステム」は、いや~ん。

関係者の方のご検討、ご英断を切に望みます。