棋士会フェスティバル前夜。
楽しみすぎてなかなか寝付けず、寝坊する。
9時半。朝のヨーグルトをのんびり食べていたら、早くも会館前に並んでいた尼子さんからメールが入りました。午後の指定席が受け付け順に振られているとな。有難や。持つべきものは応援仲間ですね。
バタバタと到着。しばらくすると指導対局が始まりました。
会場内をぐるぐる回っていると、朝日新聞の佐藤記者発見。山崎ファンとして新聞デビューしたのは4年前の佐藤さんの記事でした。「いつぞやはありがとうございました」とご挨拶すると覚えていてくださり、感激。
再びぐるぐるしていると「HPのトップに…」という会話が耳に入る。今日の出演棋士からして・・・きっとねこじゃらしさんだ! 周りに人がいなくなった瞬間を見計らって声をかけると大当たりでした。「光よりも速く 谷川浩司九段応援ページ」は何ともうすぐ10周年を迎えられるそうです。「これからは指さない将棋ファンを増やさないと」「管理人やってるとHP中心に人生が回っていくような気がする」等々、短い時間でしたが怒涛のようにしゃべってしまいました。お会いできてよかったです。感激。
指導対局第1回目が終わり、サイトを通じてお知り合いになったメンバーの顔が揃いました。
谷川先生の講座まであまり時間がないね。ローソンへGO!GO!
袋を下げ、食べる場所を求めて会館内をさまよっていると、4階で職員の方が和室に案内してくださいました。
ここで対局されることもあるのね。うきゃー。
昼食をとった後は。谷川先生の講座です。「終盤の戦い方」。(タイトルは私が勝手につけました)
理路整然と流れるような口調に一流棋士の品格を感じました。「次の一手」をいくつか出題されながら、あっと言う間の20分でした。
続いて久保先生の「振り飛車のススメ」。(これも勝手に私がつけました)
四間飛車、ゴキゲン中飛車、石田流三間飛車等、振り飛車の主な戦型を解説されました。前列の子供たちからたくさん手が挙がって、明るくやりとりされてとてもいい感じでした。
午後の部。
まず、稲葉四段・室田女流初段VS糸谷五段・村田女流初段の目隠しペア将棋。
稲葉・室田ペアが息の合ったところを見せて勝ちました。
少し時間が出来たので、続けて稲葉四段VS山崎七段の目隠し10秒将棋。
終盤、山崎先生の???な指し手に、解説の糸谷五段
「これば勘違いしてますね。盤面見ますか?」
アイマスクを取り、メガネをかけた山崎先生、聞き違い&勘違いに気づかれました。
「わわっ!こればひどいですね」
その後、稲葉先生にも勘違い&言い直しが出て、結果は稲葉四段勝利でしたが、お二人とも罰ゲームでお絵かきをすることになりました。
しばし休憩ののち、記念対局。久保棋王VS山崎七段。
このカードはイベントでよく出るような気がするにゃーとのんびり構えていたら、久保先生の一手損角換わり!!! これは見ものです。ゴクリ。
指しなれている山崎先生が序盤から有利に進めていましたが、終盤、久保先生が香車の重ね打ち!重量級の攻めで追い上げます追い上げます! 結果は山崎七段勝利でしたが、王座戦第3局に備えてバーチャル羽生になってくださった久保先生、カッコよかったです☆
続いてお絵かきコーナー。
お題は室田女流初段から「キリン」。
サラサラと描き始める山崎先生に、頭を抱える稲葉先生。色紙を覗いた久保先生が吹いています。
描きあがって壇上から公開された「キリン」は、山崎先生のは「おうまさん風」稲葉先生のは「ティラノサウルス風」で、どちらも味わい深い逸品でした。画像は「絶 対 に 載せないでください」とのことですので、写真を撮られた方は大切にしまっておいてくださいませ(笑
プログラム最後は抽選会。
良いものをいただきました。昨秋から色紙3枚目。くじ運の冴えなかった私にもようやく運が向いてまいりました。
でも「いいことばかりはありゃしない」ので、そろそろ他の人に運が回っていく頃かと思います。
・・・山崎先生に回りますように・・・☆
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