2008年11月25日火曜日

将棋日和2008

「山崎先生が出てないイベントでも行くことがあるんですか」って言われそうですが、まあたまには。

11月24日開催「第2回将棋日和」に行ってまいりました。
帰る道すがら顔を合わせたばかりの人とも「いや楽しかったですねー」と和やかにお話できてしまう、それほど良い雰囲気の会でした☆
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将棋会館4階でエレベーターを降りると、受付は金井四段&田中四段。
そのままホテルのフロントマンになれそうなほどピッタリ☆

最初のプログラム出演棋士紹介。
佐藤紳哉六段作成のプロフィール紹介(直筆コピー☆)に沿って進められましたが、これが学生サークルの部員紹介みたいなノリで私のツボ直撃。読みながら肩がひくひく。もったいなくて裏紙をメモ用紙に出来ません(笑) 
各棋士の「自分を駒に喩えたら?」の色紙は、村中四段「飛車」金井四段「銀将」田中四段「歩」佐藤慎一四段「歩」鈴木環那女流初段「成香」井道女流一級「桂ときどき馬」佐藤紳哉六段「桂」でした。
また紅組W佐藤&鈴木、白組村中・田中・金井・井道の2チームに分かれて各プログラムの得点を競うという趣向も発表され、勝ったチームには藤井九段からプレゼントがありますとのこと。これは張り切らざるを得ませんね。
ここで登場したスペシャルゲスト藤井九段の色紙は「創志」「涓滴」「我自我自」の3枚。駒色紙も藤井九段色紙もすべて抽選会の景品になりました。

次は講座希望者・指導対局希望者、それぞれの部屋に分かれてお勉強タイム☆
私は指導対局で銀沙の間に潜入しました。両方取りを受けずに金を打った手を「羽生さんでもこう指します」と村中先生が褒めてくださいました。そうなんです。女性は褒めないとだめなんです。普及のツボを心得ていらっしゃる☆

続いての席上対局は目隠し王手将棋2局。
佐藤紳哉六段(紅)VS村中四段(白)は目隠し将棋らしい(?)将棋。
佐藤慎一四段(紅)VS田中四段(白)は普通の将棋っぽい将棋。
王手をかけられたら即負けのこの戦い、両方とも白組勝利でした。

ティータイムをはさんで記憶力クイズ対決。藤井九段がお茶目で素敵でした。

女流の席上対局は、後手の居飛車党鈴木女流初段(紅)が「藤井システムで行きます!」と宣言。井道女流一級は居飛車穴熊でした。
解説は藤井九段&佐藤紳六段です。本家が初心者にもわかるように藤井システムについて説明してくださいました。
「家だけ作って囲わない。守るはずの囲いが武器になる」
すかさず佐藤六段「家だけ買って住む相手がいないみたいな」。
笑っている間にどんどん手が進みました。
棋譜をとったのですが途中から解説に聞きほれて抜けてしまいました。すみません。先手の方が良さそうに見えた局面もありましたが、最後は鈴木女流初段の勝利。紅組に貴重な点が入りました。

前回好評だったという将棋大喜利。どこかのケータイから笑点の着メロが流れます。うむむむ…芸が細かい。
謎かけで
井道「藤井先生とかけて料理人ととく」
藤井「その心は」
井道「両方ともサバキが上手い」
藤井「座布団5枚!!!」
これが決め手となって、白組快勝でした。



白組への藤井先生のプレゼントはなんと藤井先生ご子息作の駒形メダル!!!
いいですね~。


最後の抽選会では羽生先生の色紙と同じくらい、いやそれ以上に?藤井先生の色紙が人気でした。今回はくじ運の良くない私にも珍しく☆いいもの☆が当たりました。そのうち女流ファンの人に見せびらかそうっと。ふっふっふっ。

次はまた来年春頃に企画します、とのこと。
「手際が悪くてすみません」としきり恐縮されていましたが、これくらいは許容範囲・ノープロブレムだと思います。

「とにかく楽しんで帰ってほしい」という気持ちが伝わってくる素敵なイベントでした。

2008年11月8日土曜日

「矢内さんをあきらめます」その後

私は最初からネタだと思っていたのですが、必要以上に盛り上がってしまったのは将棋界に明るい話題が少ないからでしょうね。
関係者との打ち上げ等でいまだによく聞かれるそうです。
「ネタがないからみんなそういうことを聞く」とぼやいていました。

山「あれが(告白したという)事実になってしまったから。もう矢内さんに合わせる顔がないです。関係の人も気を遣ってるみたいで、いっしょの仕事はもう1,2年くらいないんですよ」

しいのみ「矢内さんは『私は待ってるんですけどね』っておっしゃったらしいですよ」

山「いやもう貫禄が違いすぎて。矢内さんにいただいた仕事(ブログ)も潰してしまったし。顔合わせられないです」

「事実になってしまったから」と真顔で繰り返されていたのが面白かったです。

2008年11月5日水曜日

レディース神戸2008

将棋教室に参加いたしました。
イベント全体の様子はわかりませんので、豆情報を羅列します。

■レディース神戸 初心者教室
以前5×5マスの将棋が登場しましたが、今回は新たに「歩なし将棋」が登場。午後は希望者で「歩なし将棋大会」がありました。
私は「歩がないなんて、そんなオソロシイ将棋は・・・」と拒否。ひたすら指導対局を受けておりました。

「今年で最後。他の若手に譲りたい」と神戸新聞社の方に山崎先生はおっしゃったそうですが、来年サポートで来られる可能性も残っているようです。

■山本邸
山本真也五段宅には、いつもカレーとおでんが常備されているそうです。コーヒーも美味しいそうで、時々お邪魔しているとか。

■健康増進
今年は4年ぶり!!に健康診断を受けるそうです。テニスやサッカーも再開して、健康増進に努める方向。1年のうちどこも調子が悪くないのは数日だそうで、それは逆転していただかないといけませんね。

■幻の明石タワー
将棋教室終了後、愛に満ちている(?)メンバーでお茶。話題豊富な山崎先生を囲んで帰り道でもおしゃべりがはずみ、神戸から逆方向の電車に乗ってしまったのに誰も気づきませんでした。

気がついたら明石・・・。

明石駅のホームからオレンジ色の光が見えました。

山「あれが明石タワーですね」
ファン「ほー」
山「いや、パチンコ屋の看板かもしれないけど」
ファン「・・・(絶句) あの、明石タワーってホントにあるんですか?」
山「ないかもしれない」

山崎先生・・・面白すぎます!