2009年12月21日月曜日

NEC将棋部忘年会

将棋でお出かけ第2弾はNEC将棋部下北沢例会の忘年会。
昨年の森一門祝賀会2次会でお知り合いになったK野さんからのご案内です。
ちなみにK野さんは新宿歌舞伎町の将棋酒場「一歩」チームで観戦記を書いていらっしゃいます。これがめっぽう面白い。「将棋さしても人さすな」は名言ですよ。

下北沢駅でひーちゃんさん、かたかごさんと待ち合わせしてNEC企業年金基金会館に向かいます。
突然ですがここでトリビア。この近くにある「北沢八幡宮」と将棋会館前にある「鳩森神社」は親戚つながりです。遠縁にあたるウチの職場のGさんが言ってました。

今年から通い始めた将棋教室と下北沢例会の日が重なっていて、NEC将棋部にはなかなか遊びに行けなくなっています。この坂を登るのは一年ぶりでした。

会館について3階の和室に行き、活動が終わるまでしばし待機。前にお邪魔した時は16:30を回ると「そろそろおしまい」な雰囲気が漂ってきていたのですが、今回は17:00近くになっても熱心に検討を続ける姿がそこここに見受けられました。

「ではそろそろ・・・」幹事のAさんから声がかかり、福福屋に移動。女性陣はゲスト先崎先生のそばのお席に座らせていただきました。

つぶらな瞳・ぬいぐるみさんのような愛らしい体型に低く渋いお声。このミスマッチがたまりません。軽妙なエッセイそのままの楽しいおしゃべりにケラケラ笑い転げていると、さりげなく鋭い一言が飛び出しました。

「将棋は女性の人、いいでしょう。少ないから大事にしてもらえて…」

いや、ホントにおっしゃる通りでございます。40過ぎた既婚女性をこんなに丁重に扱ってくださるのは、将棋の世界と県立図書館の食堂のおじさんだけですよ。将棋界万歳!

(あっ、でもひーちゃんさんとかたかごさんはずっとお若いです。いっしょに考えてはイケマセン。念のため)

強豪のKさんからはここには書けない面白すぎる話を聞く。私も相掛かりばかりじゃなくて、振り飛車とか矢倉の勉強をしないといかんのう。

そんなこんなで楽しい時間は矢のように過ぎ、お開きに。

別れ際、古参部員のH野さんが「山崎さん、火曜日棋王戦だね。応援してるよ!」と言ってくださいました。思わず「ありがとうございます!応援よろしくお願いします!」と堅い握手。(オマエはウグイス嬢か)

・・・明日、この気持ちが天まで届きますように・・・

2009年12月13日日曜日

将棋日和&小暮さんを囲む会

12月は3週連続で将棋でお出かけの予定が入っています。第一弾が将棋日和。

■まずは棋士紹介から。リーダーの佐藤和俊五段。以下広瀬五段、横山五段、金井四段、田中悠一四段、伊藤真吾四段。ゲストは阿久津七段、上田女流二段、熊倉女流初段。
今回もプリント3枚にわたるプロフィールが配られました。他己紹介なのですが、どなたがどなたの紹介を書かれたのか、謎に包まれています。隣の和俊ファンの方の鑑定によりますと、どうやら横山先生、田中先生、阿久津先生の部分はby和俊五段らしい。他をおわかりの方いらっしゃいましたら、情報お待ちしております。

■次は指導対局1回目。広瀬五段。うきゃー。「プロ棋士のキャンパスLIFE」読んでます。2番目に応援してます。2番目がたくさんいるような気もしますけど、気にしない気にしない。
あーもう緊張しちゃうわと思いながら盤の前に座りましたが、手が震えることもなく定跡どおりに指させてくださいました。優しい指導ながら、終盤の弱さを瞬時に見抜かれたあたりにシビれる。手筋を一つ教わりました。忘れないようにしなくちゃ。

■続いてクイズコーナー。和俊五段が吉祥寺LEMON DROPのレーズンサンドを配ってくださいました。食べ慣れている「かをり」のよりも少しラムが利いている感じで美味しかったです。
クイズは各棋士にちなんだものでしたが、結構難しい。上田女流が中学時代所属していた部活、あなたわかりますか?

■トークショーは左から広瀬五段、阿久津七段、上田女流二段、伊藤四段の順で並びました。司会は田中四段&熊倉女流。「対局中の面白いエピソードは?」「仲の良い棋士は?」といったお題がいくつか用意されていました。
しょっぱなの広瀬五段の対局エピソードが良かったです。順位戦@関西将棋会館での夕食休憩中、宿泊室でついつい眠り込んでしまい、起きてみたら残り時間が2時間あったのが30分になっていた…さりげなく大物ですねェ。

■目隠しペア将棋は金井・上田ペアVS田中・熊倉ペア。男性棋士は目隠しあり、女流は目隠しなし。金井・上田ペアの作戦タイムがちょっと早すぎ?で田中・熊倉ペアの勝利でした。田中先生も金井先生も持ちゴマの数をぴったり把握されていて、さすがプロ…と感嘆のため息でした。

■トランプ将棋は阿久津VS広瀬。トランプを引いて出た数字の筋の駒を動かします。ジョーカーなら好きなところ。10が出たらパスです。
広瀬先生がなかなかいい感じ…と思いきや、終盤阿久津先生が引きの良いところを見せて勝ち。
「昨日の順位戦勝ったのより嬉しいです」
阿久津先生…ホントいい男です。

■指導対局2回目。今度は活躍中の上田女流二段。広瀬先生が優しかったから今度はボコされてもまあいいかモードで盤の前に座ると、上田先生も優しい。しかも美しい。(視線がオヤジですみません)「女性への普及のために今回はプロ棋士全敗で行きましょう!」という協定があったのかなあと思いましたが、そうだとしたらナイスアイディアです。

ここで何気なくプログラムを見て18時から閉会式なのに気がつきました。ハガキにもHPにも17時終了予定と書いてあったはず。ハッピーな時間が長く楽しめるのは嬉しいことだけれど、18時15分から飲み会@代々木が~。大急ぎで数人に連絡を入れ、先に始めておいてもらうことにしました。

■お楽しみ抽選会。クイズの成績順に自分の好きな数字を引いて行きます。答案返しもあり。
私はレースンサンドが当たりました。ふさわしいものです。嬉しいです。食い物にホント弱いんです。夫が料理作ってくれる度に「これがあるから別れられない」と思うほどです。ここだけの話。

閉会式終了後、ひーちゃんさんとタクシーをつかまえて代々木へGOGO!
目指す店に入ると、「たこやき本舗(将棋)山崎七段公認サイト顧問」の(すみません勝手に今決めました)小暮さん、「チームたこやき」のかたかごさん、たいがーさん(たいがーさんも勝手にウチのメンバーに入れさせていただいてます。よろしく)、ご縁あって今回初対面のnanaponさんがいらっしゃいました。
将棋界のあんな話こんな話に花が咲く咲く。みんないい人。お料理美味しい。幸せ。生きてて良かった。(おおげさ)

2次会は、話題沸騰中のハッシーのSHOGI-BARへ。
ナマハッシー素敵。お腹も出てないし。(どうしてそういうところを真っ先にチェックする)
棋士としてこれからタイトルを目指す人がお店を持つって、並々ならぬ覚悟がないと出来ないことだと思います。人生の勝負手、応援したいものです。
歌う小暮さんも素敵。マイクの持ち方が広瀬先生と一緒! そうか素敵な人ってああいうマイクの持ち方するんだ。こんど真似してみよう。
熱く語る小暮さんも素敵。素晴らしい。お会いできて良かった。 
こぐれさん ああこぐれさん こぐれさん

たくさん笑ってあっというまに23時半。

とってもとっても楽しい一日でした。
お会いできたすべての皆さんに感謝。

2009年12月10日木曜日

QRコード

昼間のお仕事関係でひとつブログを始めました。

広告の入っているものはNG.
財源がないので有料はNG.
携帯から見れる。見やすい。

これが条件。

無料で広告が入らないと言ったらこのbloggerくらいしか思いつきませんでした。
なのでbloggerで作成。自分のケータイ(ちなみにau)からチェック。きれいに見える。よしよし。

次は携帯ユーザーのためにQRコード作成。パソコンってホントに便利ですね。
あっという間に出来上がったので、他のケータイからも見えるかどうかdocomoユーザーにメールしてみたら・・・
「なんか延々文字化けしてますよ~」

調べてみたらbloggerって携帯端末用に自動で変換される仕組みがないんですね。ブログ用に変換しないとドコモでは正しく表示されないそうです。

そんなわけでフツウのQRコードと変換したページのQRコード2種類作って設置しました。

せっかくなので夜のお仕事(たとえ報酬が得られなくてもこれは自分の大事な仕事)でも同じことを実行。こちらとたこやきノートにQRコード設置しました。

両方とも更新頻度が低いのでいらない気もしますけど(笑)お役に立てれば幸いです。

2009年11月28日土曜日

信じる力を


別冊宝島の『羽生善治 考える力』

ご厚意に甘えっぱなしのカメラマン弦巻さんから「感想送ってね」とのお言葉をいただきました。
ご恩に報いるチャーンス!! 自転車飛ばして買ってきましたよ。

表紙から始まってほとんどの写真が弦巻さんの手になるものですが、さらに3ページエッセイが。嬉しいですね。『弦巻勝写真劇場』は写真の美しさもさることながらコメントに味があって大好きでした。

ページを前にめくると小暮さん、西條さんお二人による羽生論。「自分を信じる力が凄い」という言葉にハッとしました。これか、これだな、と思いました。

さらに前にめくって米長会長のページに目が留まりました。
「いちばん忙しい羽生が、いちばん将棋界を考えている」「華があって純である」
羽生先生の魅力が明快にスパッと語られています。
また最後の「女性にモテる棋士でなければ羽生には勝てません」が良かった!
これは山崎先生へのエールでしょう。間違いない。

読み応えがあって、山崎ファンにも楽しめる1冊。写真にも2枚登場します。お勧めです。

2009年9月24日木曜日

棋士会フェスティバル

棋士会フェスティバル前夜。
楽しみすぎてなかなか寝付けず、寝坊する。

9時半。朝のヨーグルトをのんびり食べていたら、早くも会館前に並んでいた尼子さんからメールが入りました。午後の指定席が受け付け順に振られているとな。有難や。持つべきものは応援仲間ですね。

バタバタと到着。しばらくすると指導対局が始まりました。


会場内をぐるぐる回っていると、朝日新聞の佐藤記者発見。山崎ファンとして新聞デビューしたのは4年前の佐藤さんの記事でした。「いつぞやはありがとうございました」とご挨拶すると覚えていてくださり、感激。

再びぐるぐるしていると「HPのトップに…」という会話が耳に入る。今日の出演棋士からして・・・きっとねこじゃらしさんだ! 周りに人がいなくなった瞬間を見計らって声をかけると大当たりでした。「光よりも速く 谷川浩司九段応援ページ」は何ともうすぐ10周年を迎えられるそうです。「これからは指さない将棋ファンを増やさないと」「管理人やってるとHP中心に人生が回っていくような気がする」等々、短い時間でしたが怒涛のようにしゃべってしまいました。お会いできてよかったです。感激。

指導対局第1回目が終わり、サイトを通じてお知り合いになったメンバーの顔が揃いました。
谷川先生の講座まであまり時間がないね。ローソンへGO!GO!
袋を下げ、食べる場所を求めて会館内をさまよっていると、4階で職員の方が和室に案内してくださいました。
ここで対局されることもあるのね。うきゃー。

昼食をとった後は。谷川先生の講座です。「終盤の戦い方」。(タイトルは私が勝手につけました)
理路整然と流れるような口調に一流棋士の品格を感じました。「次の一手」をいくつか出題されながら、あっと言う間の20分でした。

続いて久保先生の「振り飛車のススメ」。(これも勝手に私がつけました)
四間飛車、ゴキゲン中飛車、石田流三間飛車等、振り飛車の主な戦型を解説されました。前列の子供たちからたくさん手が挙がって、明るくやりとりされてとてもいい感じでした。

午後の部。
まず、稲葉四段・室田女流初段VS糸谷五段・村田女流初段の目隠しペア将棋。
稲葉・室田ペアが息の合ったところを見せて勝ちました。

少し時間が出来たので、続けて稲葉四段VS山崎七段の目隠し10秒将棋。
終盤、山崎先生の???な指し手に、解説の糸谷五段
「これば勘違いしてますね。盤面見ますか?」
アイマスクを取り、メガネをかけた山崎先生、聞き違い&勘違いに気づかれました。
「わわっ!こればひどいですね」
その後、稲葉先生にも勘違い&言い直しが出て、結果は稲葉四段勝利でしたが、お二人とも罰ゲームでお絵かきをすることになりました。

しばし休憩ののち、記念対局。久保棋王VS山崎七段。
このカードはイベントでよく出るような気がするにゃーとのんびり構えていたら、久保先生の一手損角換わり!!! これは見ものです。ゴクリ。

指しなれている山崎先生が序盤から有利に進めていましたが、終盤、久保先生が香車の重ね打ち!重量級の攻めで追い上げます追い上げます! 結果は山崎七段勝利でしたが、王座戦第3局に備えてバーチャル羽生になってくださった久保先生、カッコよかったです☆

続いてお絵かきコーナー。
お題は室田女流初段から「キリン」。

サラサラと描き始める山崎先生に、頭を抱える稲葉先生。色紙を覗いた久保先生が吹いています。
描きあがって壇上から公開された「キリン」は、山崎先生のは「おうまさん風」稲葉先生のは「ティラノサウルス風」で、どちらも味わい深い逸品でした。画像は「絶 対 に 載せないでください」とのことですので、写真を撮られた方は大切にしまっておいてくださいませ(笑

プログラム最後は抽選会。
良いものをいただきました。昨秋から色紙3枚目。くじ運の冴えなかった私にもようやく運が向いてまいりました。
でも「いいことばかりはありゃしない」ので、そろそろ他の人に運が回っていく頃かと思います。

・・・山崎先生に回りますように・・・☆

2009年8月13日木曜日

近鉄将棋祭り

先週のこと。
何気なく8月の勤務予定表を眺めていたら、12日が休みなのに気がついた。山崎先生の出演日が休みなんて、これは神の思し召しに違いない。夜行日帰りで行くことにしました。

プログラムの最初は
■大石四段(先手)VS澤田四段(後手)の目隠し将棋
一手損角交換で大石四段の快勝になるかと思いきや、寄せる途中に緩手があり大逆転。90手で澤田四段の勝ちとなりました。
対局者が目隠しをしているんだということを忘れるくらい、見ごたえのある将棋でした。

朝食兼昼食を食べて戻ってくると
■「囲碁棋士・武宮九段VS岩根女流二段」の途中でした。
武宮先生強いなあ、囲碁が強いと将棋も強いんだなあ、ほーと思っていたら、岩根先生の香車打って銀打って・・・の鋭い攻めが炸裂☆
解説の米長永世棋聖「この手を見れただけで今日来た甲斐がありますね」
78手で岩根女流二段の勝ちでした。

時計を見ると12:30.山崎先生は10:30から指導対局のはず。そろそろ終わったかな~と見に行くと、まだ丁寧に指導されていました。ファンを大切にされる姿が素晴らしい・・・と思う反面、これじゃお昼食べる時間ないな~あとアワレになる。自分が空腹に弱いものですから、そういう人みると同情心が芽生えちゃうんですよ。お弁当忘れた生徒がいると(私は学校図書館員です)ついついおせんべいあげちゃったり、野良猫を見かけると「おまえ、ひもじいのかい?」って話しかけたり。
って山崎先生を生徒や猫といっしょにするな~~~!

休む間もなく13:00より
■山崎七段のワンポイント講座。
テーマは「得意戦法を持とう!」(私が勝手につけました)
①まず、山崎先生の得意戦法「相掛かり引き飛車棒銀」の定跡。
②次に振り飛車の代表的なものとして「四間飛車」の定跡。
③最後に初段までいかない人でもこれなら勝てる!?「石田流」の定跡。

この3つくらいなら私でも覚えられるかもしれません。ありがとうございます。

■森信雄七段の日々あれこれ
村山聖九段の思い出を中心に・・・こんなとき村山くんはどう思うだろう?なんて言うだろう? ひとつの指針となるくらい村山先生は大きな存在なんですね。
「聖の青春」を初めて読んだ日もこんな暑い日だったなあ・・・と思いながら聞いていたら、家からメール。「教頭先生から電話あり。○○先生が亡くなった」…2か月前まで一緒に仕事してたじゃん!すぐ戻ってくるって思ってたのに・・・。頭が混乱する。でも、このお話を聞いている中でこのメール…神様が仕組んだことなのかも・・・という気がした。

■宮田てつじさん(シャンプーハット)VS岩根女流二段
126手で岩根女流の勝ち。
最終盤で岩根先生がプロの技を出しましたが、それまで宮田さんが力強い攻めを見せていて・・・いやー宮田さん、マジで強いです。見ててすごいなあ・・・と思いました。きっと本当に将棋がお好きなんですね。
山崎先生の解説も快調でした。

■トークコーナー 渡辺竜王・山崎七段・岩根女流二段 司会:宮田てつじさん
メモとってなくてよく覚えていないのですが・・・「永世竜王おめでとうございます!」「王座戦挑戦おめでとうございます!」という話から始まりました。
続いて「質問コーナー」。
宮田てつじさんへの質問で、「棋士の先生3人をそれぞれ麺にたとえたら?」というのがありました。
渡辺竜王・・・とんこつラーメン
山崎七段・・・みそラーメン(あっさりしているように見えるけど、結構我が強いから)
岩根女流・・・わかめラーメン(女性なので可愛く)

適当に見えて筋が通っていたり、優しそうに見えて(いや実際優しいですけど)それだけじゃなかったり・・・というあたりがしょうゆじゃなくてみそなのかなあ、と思いました。

あと、もう「お約束」と化してしまった感のある「彼女はいるんですか?」が今回も出ました。
具体的なコメントは、ハチさんのブログをどうぞ。
しばらくは☆みんなの王子☆でいてくださると。そういうことですね。

このあと山崎先生は休憩タイムのはずだったのですが、さすが人気者ですね、プライベートレッスンの申し込みがあって(もちろん将棋の)控室にて親身の指導。そのまま記念対局に突入~~~!結局お昼抜きですよ!

■記念対局 渡辺竜王VS山崎七段
このカードの席上対局を見るのは3回目なんですが、居飛車党の竜王に敬意を表してでしょうか、いつも山崎先生は振り飛車を指されます。今回はゴキゲン中飛車。

あれれ、これはお腹減りすぎなんじゃ・・と一瞬心配しましたが、見事な追い上げで、攻め合いに。面白い将棋になりました。

以上、棋譜は関西将棋会館HPに載ると思いますので、そちらをどうぞ。
(8月19日追記:関西将棋会館HPに写真と目隠し将棋と記念対局の棋譜が掲載されました)

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プログラムはすべて終了。別室に移動して感想戦(違

山崎先生の「…疲れた…今日は(これまでの将棋祭りで)一番きつかった…」という呟きが、たまりませんでした。きゅん。でも確かに一日4コマは詰めすぎです。関係者のみなさん、来年は一コマ減らしてください。マジでお願いします。

棋士会関係のTさんもいらして(というかもともとお約束があったのに私がお邪魔してしまったんです。すみません)9月23日の棋士会将棋フェスティバルの話になりました。今回は山崎先生も実行委員をされていて、当日に向けて準備に携わっていらっしゃいます。指定席は完売ですが、入場券のチケットはまだ半分くらいあるそうなので、興味のある方はぜひどうぞ! ちなみに私も行きます。申し込みの往復ハガキの返信はなんと谷川先生の直筆コピー♪ 手作り感あふれる感動モノです。

山崎先生とTさんと天王寺から電車に乗りました。途中で反対回りの電車に乗っていることに気がつきました。ちょっとだけ時間が余計にかかるのが嬉しかったりします。山崎先生と電車に乗るといつもこのパターン・・・ささやかな神の思し召しなのかもしれません。私は仕組んでないです。ホントです。

2009年8月7日金曜日

縁起でもない?

リンク集に追加した「将棋棋士の食事とおやつ」。

トップページに書かれている「更新が滞ったら、それは死亡フラグです。志のある方に供養として引き継いでいただければこれに勝る喜びはなく、心置きなく成仏できます。」に共感を覚えました。

これまでに2回交通事故に遭っていますので、「自分がHPを閉じるよりも先に、自分の人生が閉じられてしまったら・・・?」なんてことをたまに考えます。

子供たちに「ママが死んだらHP引き継いでくれる?」と聞いたら「ムリ」。あっさり断られました。

夫に頼んでも「やだ」の一言。でも、もしものときにはトップページに告知文を出すと約束してくれました。

「『都合によりHPの更新は停止します』でいいな?」
「ちゃんと理由書いた方がいいよ。『管理人死亡につき』って。で、引き継いでくれる人が出たら、データ送ってあげてね。それから山崎先生には「管理人は犬に生まれ変わるのでよろしくって…。名前は『ポロン』がいいな」

トホホホホ・・・と夫の顔に書いてあった。

@@@

ま、こんなこと言ってる人間に限ってなかなか死なないものですから、みなさまご安心を。

それにしても・・・久保先生応援HPのぼーさんも鰻屋本舗の涓滴さんもどうしたんでしょうね・・・。

2009年8月3日月曜日

最強は山崎先生に!

大和證券杯優勝おめでとうございます。

かたかごさんから大和証券杯の写真をいただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。
ありがとうございます。

表彰式風景です。晴れやかな表情ですね。





最後に挨拶される山崎先生。


かたかごさんからは将棋日和のときの写真もいただきました。
カッコよく写ってますので(実際カッコいいんだってば)載せちゃいます。

ミリオネア将棋の解説をされているところです。


ミリオネア将棋の中で羽生先生に電話して指し手を指定してもらう、というのがあったのですが、これは羽生先生に電話をかけるところです。


山崎先生は顔がわりと良く変わるような気がするのですが、この将棋日和から大和証券杯の2カ月の間にも顔つきが結構変わっているように見えます~。1ヶ月後にはどんなお顔をされているのでしょうか・・・。

ではでは改めましてかたかごさん、ありがとうございました!

2009年8月2日日曜日

挑決の夜



こんなところで自炊生活してました・・・

ケータイのアンテナが0本から3本までくるくる変わる中、受信しやすい場所を求めてうろうろ。

2009年7月25日土曜日

何もこんな時期に2

新しいマシンに変えて、データ類のお引っ越しもして、さて。
HPの更新をするにはDreamweaverをインストールしないといけないんだった。

どこにしまったっけ。探せど探せど見つからない。

かばんの中も机の中も探したけれど見つからない。
踊っている時間はないし、いっしょに踊ってくれる人もいない。

そもそも10年前に購入したものなので、これを機に新しいのを買いに行こう! 
そう思っていたら、最新版の30日間無償体験版があるよ、と教えてくれた人がいた。

ならばとりあえず。というわけで、昨日今日、無償体験版を使ってあれこれ更新しました。

ほー。これで安心して湯治にいけます。

挑戦者決定戦観戦のお誘いもいただいて、よっぽどこちらの予定を延ばそうかとも思ったのですが、総勢6名の旅行となるとなかなか動かしにくく・・・。特に老い先短い母とは最後の旅行になるかもしれず、こちらを優先することにしました。

27日は山を歩きながら温泉につかりながら、片時も王座戦のことが頭から離れない一日になるでしょう。

良い知らせが聞けることを信じています☆

2009年7月21日火曜日

何もこんな時期に

半年以上前から怪しげな唸り声をあげていたパソコンが、とうとうぶっ壊れた。

新しいマシンを物色。DELLにしようかと思ったら、納品に2週間かかるというではありませんか。
その2週間の間に王座戦挑決と順位戦と大和証券杯決勝があるのじゃー!

しょうがないからヤマダ電機で買ってきましたよ。

それにしても新しいキーボード、打ちにくい・・・。

2009年6月29日月曜日

らしいですか?

とあるお方のtwitterにて。「たこやきノート」というブログ名を「らしい、人を喰ったタイトルだ」と評されているのを見つけてしまいました。

すみません、名付けたのはワタクシです・・・。第1回目の原稿があがってからタイトル変更の話が出てきまして、早いことアップしたかったもんですから、適当に、本当に適当につけたんです。

でも「らしい」とは嬉しい感想でした。お褒めの言葉と受け取らせていただきます。

ノートno.5ですが、近々書いていただけそうな気配がしてまいりました。楽しみにお待ちください。

2009年6月23日火曜日

スリム化

今のままのペースでいつまで管理人を続けられるんだろう?
子どもたちの勉強を見てる時間よりもパソコンに向かっている時間の方が長いのってマズイ!

管理人を引き受けてからずっと感じていたことでした。
日々のサイト更新する時間は大したことないのですが、情報収集するための他サイト巡回時間が意外に侮れない。うっかりすると今回のように観戦記情報を見落としていたり・・・(^^);

少しずつでもなんとか出来る部分はなんとかしていって、出来るだけ長く続けられる環境を作っていこうと思う一方、時間と技術があって熱意もセンスも申し分ない方が「代わりましょうか」って言ったら考えちゃうかも・・・と思う自分がいます。

ま、まだ管理人になって心の底から「やったぜ!」と思える瞬間に出会っていませんので、少なくともそれまでは頑張ります!

という訳で、スリム化にご理解ご協力ほどよろしくお願いいたしますm(_ _)m

2009年6月7日日曜日

将棋まつり・・・

ながの東急将棋まつりが中止となりました。
http://www.shinmai.co.jp/news/20090606/KT090605FTI090015000022.htm
山崎先生がよく出演されていたので、何回か行きました。
見やすい会場なのが有難かった。中止はとても残念です。

将棋まつりは、これまでに長野も札幌も近鉄も渋谷も横浜京急も行きましたが(行きすぎだって)「デパートの将棋まつり」ってファンがお金を落としていく仕組みになっていないなあ~と思っていました。
会場で一日楽しめちゃって、買い物しないですものね。せいぜいお昼食べたりサイン色紙買うくらいで。私は札幌の棋士挨拶で青野先生が「みなさん500円くらいは買い物を」っておっしゃっていたのが耳に残っていて、何か一つは買うように心掛けているのですが、でもそんなんで採算とれるわけがないってずっと思っていました。

将棋まつりはタイトルホルダーをお招きして・・・という形が多いけれど、もっともっと若手を起用して人数も増やして、場所もデパートじゃなくて将棋会館! 売店も棋士が担当。ノリは文化祭。で、ちゃんと入場料とって満足度の高いものを目指すと面白いんじゃないかなって思います。
こちらも採算はまったく取れないと思いますが・・・。

レポが途中までで申し訳ないのですが、将棋日和はホント楽しかった!(「ミリオネア将棋」のことは気が向いたら書きます)棋士の先生方が企画からすべてやっているから盛り上がるんですよね。

そのあたりは歌舞伎の俳優祭とか落語の円朝祭と同じだなあ、と思いました。

ま、とりあえず今年は東京もしくは横浜の将棋まつりに藤井先生が出演されて、管理人オフができますように☆と祈っておきます。

2009年6月2日火曜日

将棋日和2009~新人王対決!

席上対局は2局ありました。1局目は佐藤天VS山崎の「新旧新人王対決!」。

初手から10秒将棋。解説:佐々木五段&村中四段。

「うっ、天彦君強いから大丈夫かな・・・」思わずつぶやいてしまいました。
案の定山崎先生も「10秒将棋は若い方が勝つに決まってるんで」とさかんに逃げ道を作っています。

負けた方はどうする?
山崎「ボードがあるでしょ。天彦くんが負けたらあそこにアドレスと番号貼ってもらう。で、連絡が1件も来なかったらそれが罰ゲーム!」
じゃあ、山崎さんが負けても同じですよ?
山「いや、ぼく遠距離恋愛はだめだからー」
じゃ、負けたらこっち(東京)に残る!
山「よし!」

山崎先生にとって何が罰ゲームなんだかわからないじゃーん! 気楽でよかったですねえ。

逆にプレッシャーをかけられてしまった天彦五段はいつもと明らかに調子が違って、手が伸びません。

「関西から来て東京の有望な若手ボコボコにして帰るんかー」と解説のお二人が背中に向かって責めます、責めます!
笑みを浮かべながら指し続ける山崎先生。

そろそろ天彦五段投了か?と思ったところで、記録の佐藤和俊五段(なんてゴージャスな記録係なんだ)と山崎先生が顔を見合わせて笑いました。

んん? 山崎先生の時間切れ負け~!

佐藤天「詰みがあるところで投了されたのは初めてです」
山崎「いや、プレッシャーかけすぎちゃったからー。彼は将来がありますし」

負けて男をあげる山崎七段、素敵でした。



この将棋の棋譜コピーは希望者のお土産になりました。こういうサービス、嬉しいですねぇ。

2009年5月31日日曜日

将棋日和2009~ナイスな質問

祈りって通じるものなんですね! 
ムスメの運動会と重なってしまって、悩みに悩んだ末に参加申し込みをしました。当選葉書が届いた日は降水確率80%と出ていたのに前日は40%になってしまい・・・、どうしようどうしようと眠れぬ一夜。ムスメもいっしょに雨乞いしてくれて無事参加することができました。さかさテル坊主よありがとう。

あまりに嬉しかったので朝っぱらから5人にメールを入れてしまいました。当日参加予定の方々には「やったやったワーイワーイ。今日はよろしく」と騒ぎ、遠方の応援仲間に「トークコーナーがあるらしいから何か聞きたいことがあったら連絡して」と伝えたところ、素晴らしい質問を考えてくれました。

「女性からもらって嬉しいアイテムはなんでしょう?」

これ、聞きたくても自分からは聞けないですよね。ドクター尼子さん、女心をわかっていらっしゃる・・・(笑

受付時「すみません、頼まれたので(これがポイント)間に合うようでしたらトークコーナーでこれを聞いてください」とお願いしたところ、話題にしてくださいました。

トークコーナーは進行:村中四段で、佐藤天彦五段・山崎七段・佐々木五段に話をきく形式です。

村中「先ほどいただいた質問なんですが、女性ファンからもらって嬉しいものはなんでしょうか?」
佐々木「ありきたりなんですが・・・ネクタイとか嬉しいですね」
山崎「えっと・・・そうですね。靴下とか。今穴が空いてるんですけど・・・見ないでくださいね」
さざ波のような笑いが客席から起こりました。流石です。
村中「佐藤さんは・・・愛情とか?」
佐藤天「あ、それいいですね」
山崎「こっち見て言ってもダメですよ。あっち(客席)見て言わなきゃ」
爆笑。流石です。

「好きなタイプは?」
佐藤天「黒髪で・・・これ重要なんですよ。で、おとなしそうな人ですね」
山崎「難しいですね・・・。僕も黒髪でおとなしそうな人」
佐々木「僕は黒髪じゃなくて・・・二人と逆のタイプがいいですね」

座がほぐれてきて、客席からも直球の質問が飛びます。
客「彼女はほしくないんですか?」(良い質問!)
佐々木五段、佐藤天五段の「ほしいです」に対して山崎先生は・・・
「いやー最近イヤなことばかりあるんで、もう人を好きにならないようにしようかと」
すかさず村中四段「相当キズが深いようですね」

客「では何かしてあげたいというようなことは…」(核心をビュンビュンつきますね。GOOD JOB!)
山「何かしてあげることってあまりないんですよ。何かしてもらうのは好きなんですけど。してもらいたいこと? そうですね・・・膝枕で…」

客席、どよめく。

山「耳かきしてもらうの、あれすっごく気持ちいいんですよ、もうよだれが出そうなほど」と語り始めたところで、村中四段が「これ以上は事務所的に・・・」と止めてくださいました。

トークタイムで耳に残っているのはこんな感じでした。密度が濃くて面白かったです!

@膝枕耳かきについての思い出@
幼少のみぎり、ウチの両親はよく膝枕耳かきをやっていました。子ども心にも見苦しく「猿が毛づくろいしてるみたいだからやめて」と言ったらピタリと(笑
鼓膜破られそうで怖いんですが、あれはそんなに気持ちEのですか。
まだまだ人生、未知の世界がいっぱいです~。

2009年5月6日水曜日

森一門祝賀会~すべてはALRIGHT(YA BABY)

ここ数年、ゴールデン・ウィークのお楽しみは森一門祝賀会。
今年は激励会になっちゃうかも…と思いきや、安用寺六段・大石四段・澤田四段の活躍で、華やかな席になりました。

せっかく関西まで行くのに一泊はもったいないと奈良に前泊。
常宿にしている某奈良ロイヤルにはパソコンがあるので「原稿書けるようなら送ってちょ」とメールしました。
実は一週間くらい前から山崎先生、「ブログ書けそうで書けない症候群」が続いてました。その気になるところまで追いつめられない管理人の力不足をお詫び申し上げます。
押しが弱いのは性分だからしょうがないやね。

夜中に原稿が届く。歩き疲れて午後9時に爆睡していたので「今眠いからー」と返信しようかと思ったが、原稿催促した身でそんな失礼なことをしてはなるまいと顔を洗う。
文面から体調を崩してしんどそうな様子が窺える。名人戦の副立ち会いも控えているのに…と思うと心配でならなかった。

翌日は薬師寺に寄ってからホテル阪神へ。
指導対局をしている山崎先生はいつも通り爽やかで、体調不良の影は微塵も感じられない。「あの心配はなんだったんだ?」と首をかしげたくなったが、「いやいやこれは具合の悪いところをファンに見せないプロ根性というものなのだ」と思いなおす。


祝賀会が始まった。
最初は新四段ゆかりの方々のスピーチが続く。棋士として晴れて一歩を踏み出すまでには多くの人とのご縁があったんだなあとしみじみ。山崎先生もこんな風にしてデビューされたんだなぁとその背中を見ながら十年前に思いを馳せた。フルート演奏のビバルディ「ごしきひわ」も会に華を添えます。

そしてお待ちかね! 席上対局一局目は安用寺六段vs大石四段。
山崎先生の解説は毒舌が冴え渡り、それに気を取られてしまったか、安用寺先生が痛恨の逆転負け。

二局目の山崎七段vs澤田四段では片上先生が「安用寺先生言いたいことがあったらどうぞ」とマイクを譲りました。逆襲の始まり始まり~☆
盤上の戦いは「これで負けたら何言われるかわからない」と地味に勝負に徹した山崎先生が勝利され、「安用寺先生に2回勝っちゃったよ!」とめちゃくちゃ盛り上がってしまった山崎応援団でした。

でもあの舌戦が「遠慮のない仲」を表しているようで「兄弟弟子っていいなあ~」と思いましたし、安用寺先生もさすが森一門! サービス精神に溢れていて素敵でした。
スピーチの時の笑顔もまた最高で…o(^-^)o


主賓挨拶、森師匠挨拶を経て、祝賀会は幕を閉じました。
山崎先生、随分プレッシャーかけられてましたね。もうそろそろ腹をくくってもらわにゃーねー。
それにしても期待のし甲斐あるお方だ。うんうん。

二次会にもお邪魔。夢のような時間をありがとうございました。

解散後は西瓜さんとミスドで感想戦。遅くまで付き合わせてごめんねー。でも楽しかった!

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清志郎が死んでしまって喪失感いっぱいの数日間を送っている管理人ですが、ぽっかりあいた心の穴を忘れることのできた1日でした。
延々とRCを聴きながらの帰りの新幹線。「すべてはALRGHT」が耳から離れません。

気分を出して その気になって コトに立ち向かうしかないぜ
大丈夫さ うまくやるさ すべては始まったばかりさ
 
すべてはALRIGHT  YA BABY 
すべてはALRIGHT  YA BABY
すべてはALRIGHT  YA BABY
すべてはALRIGHT  YA BABY

2009年4月30日木曜日

観戦記向上委員会?

観戦記コンテンツを作ったときから、とりあえず記事のコピーはして手元にスクラップしておくことにしています。ザーッと読むだけで精一杯ですが、いやー脳内将棋盤が動かない低級者にとって「楽しめるもの」と「楽しめないもの」、当たりはずれが大きいなァと思います。

ひたすら変化手順が羅列されているものは「ふーん、仕事辞めて暇と皺を持て余せる身分になったら(すでに皺はあるって(^^);)並べてみようか。いつになるかわからないけどー」で終わっちゃいます。

棋士という「人」が魅力的に描かれているものならば、ドキドキするほどの興奮を味わえることもあって「これは無理にでも時間作って並べてみなきゃ」という気持ちになります。

今日図書館でコピーした日経新聞の王座戦対桐山九段戦(上地隆蔵記者)は、電車の中で読みながらワクワクしてしまいました!
特に第3譜の控室風景「…(山崎七段が)対局中にもかかわらず、いかに6六歩が罪深き一手だったかを語り始めてしまった」の下りには、光景が思い浮かぶようでニヤリ。
ずいぶん前に書かれたNHK杯観戦記も面白くて上地さんには注目していたのですが、棋士の先生方の魅力をリアルに伝えてくださる方ですね。こちらは見ていらっしゃらないと思いますが、これからも楽しみにしています。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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さて。観戦記向上委員といたしましては(いつ就任したんだ?)はずれについても言及しておかねばなりません。

毎朝ちらりと眺めては「つまらないなあ」と思ってしまうのが、毎日新聞です。
改行が妙に多くてスカスカの時があったり、変化手順ばかりが延々と並んでいたり・・・。(これ、特定の記者さんの話ではないですよ)
で、同じ記者さんでも他紙でワクワクドキドキの面白観戦記を書いていらっしゃるのを目にすることもあるので、何でしょうか、「毎日だけのローカルルール」といったものでも存在するんじゃなかろうかーなんて勘ぐってしまう今日この頃です。
毎日関係の方、見ていらっしゃらないでしょうけど、「へぼが何か言ってるぜ」と思ってください。

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私事ですが、学生時代にちょっとかじっていた仕舞のお稽古を今年再開しました。型を覚えるのがめちゃくちゃ遅くなったことに「寄る年並み」を感じる日々・・・。でも学生時代には見えていなかったことが見えるようになって能を観るのがグンと面白くなりました。しょっちゅう能楽堂に足を運んでいます。

昨日能楽堂で手にした「能楽ジャーナル」という雑誌に能楽関係各誌をめぐっての鼎談が載っていました。宝生流の機関紙「宝生」が6月で休刊…という事実に象徴されるように、能楽人口の減少と相まってどこも厳しい状況が続いています。
生き残るためのポイントは…「人」がキーワードでした。能楽師という「人」が表に出るインタビュー記事、芸談は人気が高い。

将棋にしても「ファンが求めているもの」は同じではないかと思います。

「人」の「魅力」が伝わる記事を。

よろしくお願いします。

2009年4月19日日曜日

ご指摘お待ちしています

応援HPのページ数はだいたい70ページくらいあります。
将棋の応援HPとしては多いほうだろうと思うのですが、ウェブ評論のサイトで「HPって100ページあってナンボのもんだよね」という意見をみてしまいました。
ああ、やっぱりウチはまだまだなんだなあ・・・。これからもより「上」を目指していきたいと思います。

リニューアル作業ではページを作ることに追われてしまって、実はすべてのページの動作確認チェックができていません。
が、ありがたいことにこれまでお二人の方からリンク切れやタグミスのご指摘をいただきました。まだ完ぺきではありませんが、コチコチ直しています。ちなみにイベントレポ近鉄2003年分は棋譜をまた入力しなおさなければいけないことが判明。しばらくお待ちください。

まだまだミスが見つかりそうな気がします。気づいた方は遠慮なく管理人までお知らせくださいませm(_ _)m

2009年4月9日木曜日

ノートno.2 秘話 ~隠れ山崎ファンさんへ~

たこやきノートの原稿はパソコンアドレスにおくってもらい、細かいやりとりはケータイで行なっています。

ノートno.2の原稿を受け取ったのは、旅行先の奈良でした。

一日でも早くアップしたくて、ホテルのレンタルパソコンで更新。ついでにコメント欄も付けました。

早々に頂いたコメントのひとつ。真性山崎ファンならではの心の叫びだな、と思いました。織田信長に意見をした中務の爺を思い出したりして・・・(^^);
サーバー代よりもアクセス解析に使っている金額の方が高いくらいのヘンタイ管理人なので、書いてくださった方はなんとなく見当がつきました。

北九州のお仕事を終えた山崎先生に「コメント欄付けました。隠れ山崎ファンさんは○○さんのような気がします。違ってるかもしれないけど」とお知らせしたところ、ケータイから読んでくださいました。

「…当たりすぎていてその通りなので、覚悟もないのに前向きなこと書いたらあかんなと思いました。言ってくれた人はわからないですが、いい人ですね…」

厳しい意見もしっかり受け止める度量があって、やっぱり山崎先生は素晴らしい~☆ 信長とは違う~☆ 惚れ直しました(照)、あ、信長も爺が切腹までしたのを見て改心したんですよね、確か。

そんなこんなをブログのコメント欄に書こうかどうしようか…迷っているうちに日ばかりが過ぎてしまいましたが、とりあえず桜も咲いたことだし(謎)と思い、山崎先生のお気持ちを不肖管理人がお伝えさせていただきました。。。

2009年3月5日木曜日

双方向性

思い起こせば私が応援を始めた頃の応援HP掲示板は、一週間に書き込み1件程度が普通でした。

そんなのMOTTAINAI!
「頑張ってください」「おめでとうございます」「お疲れ様でした」だけじゃつまらない!

「3月書き込み強化月間」とか「隠し文字」(掲示板の地の色と同じ文字で書き込みをする。ドラッグ反転すると読めます)とか、今思い出すとあまりの馬鹿馬鹿しさに顔から火が出るような技をいくつも使いました。

最初のうちはその訳のわからない情熱も空回り気味でしたが、さすが山崎応援団ですね、相手をしてくれる心優しい人が何人も出てきて、徐々に掲示板が賑わうようになりました。やったぜ☆ 

それから2年後くらいになりますか、山崎先生が「たこやき」名義で書き込みをしてくださった時は本当に嬉しかった! 読んでいらっしゃるかどうかもよくわからない時期が長かったので・・・。(怖くて聞けなかったんです、すみません)
HNで登場してくださったのも素敵☆と思いました。

「Q&A」「ゲストブック」に続いて「たこやきノート」と山崎先生からもらっているものがとても大きいHPになりました。
もしかするともらっているものの方が大きいんじゃないかと思ってしまったり・・・。

時に「私が管理人でほんとにいいのか?」と考えてしまうほどのネガティブ思考の持ち主なのですが、ファンからの色々な声をお届けするべく、自分に出来ることをこれからもやっていこう、と思います。

応援のみならず、テレビ解説や観戦記の感想も遠慮なくお寄せくださいませ。

ちなみに今日の読売新聞の観戦記には私が・・・。
小暮さん、ありがとうございます。冥土の土産になります。

2009年2月28日土曜日

たこやきノート

山崎先生の原稿第1回目をアップすることができました。

山崎先生の文章は、勝負に向かう気持ちや敗戦夜の傷心が率直に綴られていて、「将棋」というゲームよりも「棋士」という人々に惹かれて入ってきた私は、アップされるのをとても楽しみにしていました。
その『魂の一手』が終わり、HPに「たまに何か書いてもらえたらいいな」と思いながら、負担になるといけない、対局優先だもんねとは希望は封印したままにしていました。

今回こんなふうに実現したのは、そんな管理人に代わって??、話をふってくださった方や橋渡しをしてくださった方々がいらっしゃるからです。厚く厚く御礼申し上げます。

これを機にこのブログタイトルも「しいのみのみなさんのおかげです。」に変えようかと思ったのですが、とんねるずはどうでもいい人なので・・・止めときます。

次回の更新は3月下旬を目指しています。どうぞよろしくお願いいたします。

2009年2月26日木曜日

「山崎隆之」で検索してみた。

「たこやき本舗」で応援HPを探す人はもともとウチのお客さんであろう。

「山崎隆之」で検索して「たこやき本舗」がシュパ~ン!と出ないと意味がない、という当たり前田のクラッカーに気づいたので、再び検索の旅に出る。

現在は6番目~7番目あたりに出てきます。

鰻屋本舗さん並みに認知されるにはまだまだみたいです。

2009年2月25日水曜日

「たこやき本舗」で検索してみた。

「サイト名」を決定するときに気になったのが、「たこやき本舗」で検索したらたこやき屋さんに負けるだろうな、という点だった。

リニューアルから10日。
旧HPから飛んでくる方もまだ多いから厳しいかなあ。あっちのサーバー代、来年の1月までまとめて払っちゃってあるから完全に閉じるのももったいないなあ。などど思いつつ検索の旅に出る。

Googleで検索したら2番目に出てきた。
これならばトップに躍り出る日も近いであろう。
エライぞ、Google.

Yahooで検索したら・・・ナイ、ナイ。
2ページ目、順番で行くと19番目だった。
トップへの道は遠い。

ついでにYahooカテゴリ検索を見に行く。
一昨日登録訂正願いの返事が来ていた。訂正には数日~2週間かかるようなことが書かれていたのだが・・・もう「山崎隆之-たこやき本舗(将棋)」になっている。
エライぞ、カテゴリ検索。

よしよし、と次はmsnで検索したら・・・ナイ、ほんとにナイ。
8ページまで見てめげた。

気をとりなおして次はgooで検索だ。
ヤター!2番目~♪

BIGLOBEは2番目。

Baiduは15番目。

nifty seachは2番目。

livedoorは2番目。

なんてことを延々とやっているとなんてヒマなやつなんだ、と自分で突っこみを入れたくなるけれど、これを使えば一発です。
検索デスク

ちなみにいつも上位に出てくる強力なライバル?は、たこやき屋さんではなく「創作/FINAL FANTASY/スクウェア系列を主に取り扱ったイラスト・MIDI中心のサイト」さんでした。
・・・これは手ごわい・・・

2009年2月22日日曜日

検索データベース

サイトリニューアルを決断した理由の一つに、「対局記録をデータベース化して検索できるようにしたい」というのがありました。

相手別、棋戦別、戦型別の検索が出来るようになれば面白い!
別々の対戦成績表を作るのはもうイヤだ!

「玲瓏」のようなPHPを使うのもやり方の一つですが、「たこやき本舗」では「升田幸三年代記」のようなシステムを考えています。プログラムを書くのは夫ですが。

とりあえずデータの入力は完了しました!

よく誤解されるのですが、サイト運営にかける労力は「愛情」からではないです。
「あんなこといいなできたらいいな」と思ったら追求しないと気が済まない「凝り性」だからです。

「愛」だったらこんな効率の悪いこと、誰がするもんか。

って・・・ちょっとぼやいてみました。








「愛」がないわけではないですけどね・・・。

2009年2月18日水曜日

観戦感想記

2月17日(火)竜王戦対丸山九段戦の観戦記が3月読売新聞に掲載されます。
記者の小暮さんのお誘いで現地に応援に行ってまいりました。

    @

午後7時45分、将棋会館東京将棋記者室到着。ドアを開けると、初対面なんだけど初対面のような気がしない小暮さんと私の癒し☆連盟の瀬川さんがいらっしゃいました。

ごあいさつもそこそこに

「どどどどどうですか」
「さっきまで苦しかったですけど、頑張ってます」

ふう~と腰を下ろすとお二人が初手から解説してくださいました。

先手番丸山九段のイビアナに山崎先生の向かい飛車。
序盤で「ええ~~!?」とびっくりする銀引きがありました。これを次の一手で出題したら当たる人いるんだろうか・・・。

記者室には他の記者の方や棋士の先生が、入れ替わり立ち代り入っていらっしゃいます。

夕休前までを教えていただいたところ・・・ううう(涙)なんかひどそう・・・・(青
「山崎必敗かぁ?」という声も聞こえます。

こぶしを握りしめ念じているところに、会長さっそうと登場。

「山崎さんに勝ってほしいのね」という問いに「ハイ!」とかすれる声で答えると、会長自ら検討に・・・。
「こうすると~」と並べられていくのを見ていると、あらあら山崎先生が良くなってくるではありませんか!

その後、本譜の方も山崎先生が差を縮めたように見えた局面もありましたが、逆転には至らず、午後10時2分山崎七段投了。

特別対局室に行き、感想戦を見学させていただきました。

将棋の詳しい内容と解説は小暮さんの観戦記を楽しみに待つことにして、こちらではぼやき炸裂☆山崎語録を紹介いたします。

「いいところがひとつもない。そっち必勝じゃないですか。こっちは桂もさばけないし」

「接待将棋なら上出来だけど、公式戦としては最低。チャンスの場面でことごとくいい手をさされました」

ただ、丸山九段にも緩い手があったようで「遊ばれてるのかな、と思った。ちょっと難しくしてやろうとか」と呟く場面もありました。

終盤は「自分がわからない局面になれば結構楽しめると思ったんですが、本譜わかりやすすぎて」
読みあいに出来たらいい勝負ができたのに・・・という自責と自信が入り混じった言葉だな、と思いました。

結果は残念でしたが、あの空間に身をおいて雰囲気を肌で味わえたことは宝物のような記憶です。関係者の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

@

感想戦終了後はアフターにお邪魔。これもまた夢のように楽しかった。

将棋にたずさわっている人たちはまっすぐで、素敵に楽しくて・・・その魅力は『聖の青春』を読んだあの日から自分の中では変わっていない。
将棋界、どうしてこうなるの?という素朴な疑問が湧くことはあるけれど。

こんな将棋ファンというよりも将棋人ファンの管理人ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

2009年2月15日日曜日

バックステージ

今回のリニューアルで一番苦労したのがプルダウンメニューでした。

当HPの作成にはDreamweaverというソフトを使っています。そこでは「ジャンプメニュー」というヤツは簡単に作れるようになっています。アンケートフォームで住んでいる都道府県なんかを選択するときに使われているヤツですね。
なのでこのプルダウンメニューもチョチョイのチョイで・・・と思っていたらこれが甘かった。
頼りにしていた夫は簡単に「わからない」と言うし。

ネットで調べて自力で基本形を設置。
表示位置が合わなかったので、ひとつひとつ左から何ピクセルのところなのか計算してleft:○○pxをこちこち打ったら思惑通りに表示されました。

「やった~!あたしって天才」

そう思ったのは束の間でした。
Firefoxでいつも動作確認していたのですが、IEで確認したらダメダメ。
また、画面の大きさによっても当然ながら表示位置がずれることも判明。

仕方がないので、またネットで調べて別のやり方で作ってみたら・・・

せっかく作ったトップページがぶっ壊れました。
しかもそのぶっ壊れたページを開くとDreamweaverが強制終了されるようになってしまいました。

その晩はもう悲しくて悲しくて・・・眠れませんでした。そうでなくてもリニューアル作業で連日4時間睡眠なのに。

結局夫に「これが終わらないとあたしゃ夜も寝られない」と泣きついて、画面によって計算して表示されるように作ってもらいました。


先ほどメッセでたいがーさんと管理人苦労話をしていたら・・・。
「泣きつける人がいて良かったですね」

はい。
ほっぽりっぱなしの夫が、ぼろぼろの擦り切れたネクタイをしていることにやっと気づいたので、罪滅ぼしの気持ちを込めてプレゼントしました。

2009年2月6日金曜日

ようやく

なかなかエンジンがかからず、我ながらどうなることかと思いましたが、ようやくデザインがまとまりました。

流行のブログ構築ツールを使うことも考えましたが、情報提供色が強くなりそうなのでやめ。プルダウンメニュー使用は、携帯派の方には不便になると思い二の足を踏んでいましたが、アクセスログを見ると携帯ユーザーの方はゲストブックしかご覧になっていないケースがほとんどであることが判明しました。もともとがそういう作りだからというのもあるでしょうが。

そんなわけでプルダウンメニュー使用&トップページに更新情報掲載の上、従来どおりゲストブック上での告知も行なうスタイルにしようと思います。

やり始めるとガンガン進めないと気がすまず、昨日は人生2度目の徹夜・・・寝ないとダメなタイプなんですよ。ちなみに1度目の徹夜は学生時代、ドイツ語のテスト前日でした。

ではでは現実逃避はこれくらいにして。頑張ります。

2009年1月23日金曜日

大逆転将棋2009

1分切れ負け将棋、時間が切れていなかったら?が知りたくて棋譜を取ってみました。

先手:山崎七段 後手:阿久津六段

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △3二金
▲7八金 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀
▲4六歩 △7二銀 ▲4七銀 △6四歩 ▲3六歩 △6三銀
▲1六歩 △1四歩 ▲5八金 △5二金 ▲6八玉 △4二玉
▲7七銀 △7四歩 ▲7九玉 △9四歩 ▲9六歩 △3一玉
▲3七桂 △5四銀 ▲5六銀 △6五歩 ▲4七金 △7三桂
▲4五銀 △同 銀 ▲同 桂 △4四銀 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛 △6四角 ▲7一銀 △9二飛
▲8一角 △2二玉 ▲9二角成 △同 香 ▲6一飛 △5五角打
▲6二銀成 △4二金右 ▲2四歩 △同 歩 ▲1五歩 △4六角
▲同 金 △同 角 ▲2七飛 △4五銀 ▲1四歩 △3六銀
▲1三歩成 △同 香 ▲同香成 △同 桂 ▲1七飛 △2六銀
▲2三歩 △同 玉 ▲2一飛成 △2二金打 ▲1四角 △3三玉
▲3二角成 △同金右 ▲1三飛成 △同 金    まで82手で阿久津六段の勝ち

うむむ・・・攻めが切れていた・・・みたい・・・です・・・ね?

2009年1月8日木曜日

心のオアシス

王座戦観戦記第4譜で、応援HPが「心のオアシス」と紹介されました。

小暮さん、ありがとうございます。

そのような素晴らしいものを運営できているという自信はないのですが、そうであるとすれば、それは山崎先生のご人徳と(お世辞じゃなくて)とHPに来てくださっている皆さまのお陰(ヨイショじゃなくて)です。

当HPがどなたかの心のオアシスになっているとすれば、これに勝る喜びはございません。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

@@@

それにしても山崎先生の魅力について「ちょっと抜けているところ」を入れてしまったのはマズカッた。
「オマエに言われたかない」って言われそう・・・。