2009年4月30日木曜日

観戦記向上委員会?

観戦記コンテンツを作ったときから、とりあえず記事のコピーはして手元にスクラップしておくことにしています。ザーッと読むだけで精一杯ですが、いやー脳内将棋盤が動かない低級者にとって「楽しめるもの」と「楽しめないもの」、当たりはずれが大きいなァと思います。

ひたすら変化手順が羅列されているものは「ふーん、仕事辞めて暇と皺を持て余せる身分になったら(すでに皺はあるって(^^);)並べてみようか。いつになるかわからないけどー」で終わっちゃいます。

棋士という「人」が魅力的に描かれているものならば、ドキドキするほどの興奮を味わえることもあって「これは無理にでも時間作って並べてみなきゃ」という気持ちになります。

今日図書館でコピーした日経新聞の王座戦対桐山九段戦(上地隆蔵記者)は、電車の中で読みながらワクワクしてしまいました!
特に第3譜の控室風景「…(山崎七段が)対局中にもかかわらず、いかに6六歩が罪深き一手だったかを語り始めてしまった」の下りには、光景が思い浮かぶようでニヤリ。
ずいぶん前に書かれたNHK杯観戦記も面白くて上地さんには注目していたのですが、棋士の先生方の魅力をリアルに伝えてくださる方ですね。こちらは見ていらっしゃらないと思いますが、これからも楽しみにしています。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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さて。観戦記向上委員といたしましては(いつ就任したんだ?)はずれについても言及しておかねばなりません。

毎朝ちらりと眺めては「つまらないなあ」と思ってしまうのが、毎日新聞です。
改行が妙に多くてスカスカの時があったり、変化手順ばかりが延々と並んでいたり・・・。(これ、特定の記者さんの話ではないですよ)
で、同じ記者さんでも他紙でワクワクドキドキの面白観戦記を書いていらっしゃるのを目にすることもあるので、何でしょうか、「毎日だけのローカルルール」といったものでも存在するんじゃなかろうかーなんて勘ぐってしまう今日この頃です。
毎日関係の方、見ていらっしゃらないでしょうけど、「へぼが何か言ってるぜ」と思ってください。

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私事ですが、学生時代にちょっとかじっていた仕舞のお稽古を今年再開しました。型を覚えるのがめちゃくちゃ遅くなったことに「寄る年並み」を感じる日々・・・。でも学生時代には見えていなかったことが見えるようになって能を観るのがグンと面白くなりました。しょっちゅう能楽堂に足を運んでいます。

昨日能楽堂で手にした「能楽ジャーナル」という雑誌に能楽関係各誌をめぐっての鼎談が載っていました。宝生流の機関紙「宝生」が6月で休刊…という事実に象徴されるように、能楽人口の減少と相まってどこも厳しい状況が続いています。
生き残るためのポイントは…「人」がキーワードでした。能楽師という「人」が表に出るインタビュー記事、芸談は人気が高い。

将棋にしても「ファンが求めているもの」は同じではないかと思います。

「人」の「魅力」が伝わる記事を。

よろしくお願いします。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ayaです。お久しぶりです!
前回の将棋日和でご一緒させていただいた、村山聖さんファンの。。。と言えば思い出しますでしょうか?笑

将棋日和3回目、ついにきましたね!
今回は連休に絡まず5/30土曜に開催されるとのことで。。。
2回目の際のアンケートで、冗談でゲストに山崎先生お願いします。。。なんて書いたらホントに実現したのでかなりびっくりしてます。

万が一抽選にもれないよう、神様にお祈りしておかなきゃ(^^)

ちなみに、5/5の森信雄先生の祝賀会って参加されますか?
いつの間にか締め切りだったので非常に残念なのですが、もし参加されるようならレポートお願いしますね♪
ではでは!

しいのみ さんのコメント...

ayaさん
お久しぶりです!
将棋日和はムスメの運動会と重なっちゃったんですよ~(号泣
山崎先生登場はayaさんのお力なんですね。GoodJob(^_^)v
当選されたらレポートよろしくですm(_ _)m

祝賀会は行って来ますo(^-^)o
楽しみ楽しみ~☆
ミニレポしますね。